GoingMyWay

やりたい事はやらずにおられるか!それが俺の道。そんな考えのもとで研究と資格取得を中心に毎日を生きていこうと思います。

京大院の入試説明会

2007-06-03 15:47:15 | 大学院進学
昨日京都大学大学院の説明会に行ってきました。
実は、京都に単身で行くのは初めてなんですよ。いつも母と一緒だったり、友達とフットサルの大会に行ったり、彼女とデートしに行ったりで常に誰かと一緒に行ってたんですよね。なので、常に誰かと京都行ってて、今日単身で行くのはいつもと雰囲気が違ってたなぁ。
阪急河原町駅に着いて、京大正門前までバスで行った。北野天満宮から河原町まで歩いた事あるので歩けるのだが、急いでたのでバスを使うことに。

そして、いよいよつきました!京大!
3流大学に通ってる俺にしては京大は化物の住処みたいなとこなので、若干ビビってる俺がいた。京大正門前で降りるなんて、俺くらいの年代だと、まず「あの子京大生やな。」といった感じに思われるんだろうなぁとか勝手に思ったりして、時計台を目指す。
正門に入ると、時計台がすぐにあった。その前に大きな木があって、周りに小さな子供達が遊んでいた。
そして、隣のキャンパスからは野球部の練習している音が聞こえていたり。これが京大かぁと思いつつ、時計台に入る。

そして、受付を済まして修士課程用の願書やパンフレットを貰い、なんとか真面目に聞いてやろうと最前列のど真ん中をキープ。そして13時半から説明会が始まった。
俺は医療情報学志望なので、他の研究室の説明はちょっと暇でした。それでも、第二希望をどこにしようか考えないといけないので、全部真剣に聞いてましたが。
一応、第二希望は「防災」の研究室にしようと思う。


そして、医療情報学の説明が始まった。
そっからは耳をかっぽじいて聴いてました。まぁ、ここでは簡単な説明だったんだけど。

一度、全体的な説明会が終り、次に各分野に分かれての個別での説明会。
早速、医療情報学講座に行き説明会に行くと俺含めて5名であり、いろんな優秀な先輩方がいました。

そっから色んな事を教えてもらい、大変タメになった説明会になりました。
ちなみに俺個人としては、しっかり質問するとこは質問できて、「俺」という存在をしっかり見せることが出来たとおもいます!!!
結構、うぬぼれではないが、一番質問できて、存在感はあったのではないかと思う。無論、俺より先に既に研究室訪問に来ている学生がいたり、学部で同じ研究をしている学生がいたりと優秀な学生がいるのだが、その中に埋もれないように存在感をアピールする事は出来たと思う。先輩となぜか固い握手をしたりして(笑)

更に、なんと説明会で話を聞くだけでなくて、実際研究室を見ようという話になり、研究室訪問にも行く事が出来た。ちなみに、研究室は京大病院(笑)
ドリンクやフードを出してもらったり、先輩方によくしてもらってる中、もっと深い研究内容を聞いてきました。


しかし、ここで思ったこと。
医療情報学講座の紹介VTRとか見たり笑いもある中、研究の話になるとすぐに真剣な表情になり、一夜なら簡単に明かせるんじゃないかとさえ思えるくらい語っていて、凄いなぁと思った。さすがエリートなんだなぁと感心。
無論、学部生もエリートで俺だけ凡学生なので、こいつらに太刀打ちできるのかと思ったほど。
研究室でやってる研究の全てを見せてもらえて、非常に良かった。本物の○○○○○とか見て、本当にカオス(混沌)状態だなぁと思った。


17時に終わる予定が、研究室で色々見せてもらい、結局20時までいさせてもらい、大変参考になった。
さすがエリートの集まり。本当に研究が好きな人ばっかだなぁと思った。


まさに化物┌(┐▼皿▼)┐┌(┐▼皿▼)┐┌(┐▼皿▼)┐カサカサッ

本当に凄い。そして、学部生も賢い人ばっか。
まぁ、入り方が「俺は一番馬鹿なんだ」と一番低く入ってよかったよ。ここで「俺は真ん中ぐらいや」とタカをくくってたら、かなりダメージが酷かっただろうよ。


そして、研究室での説明会も終り、1人の学部生が「明日にでも研究したいぐらいやる気がでた」と言っていたが、正直俺はそんなレベルではなかった。
本当に考えてる事が凄くて、俺も加わりたいとかそんなレベルではなく、ついていけるかなというレベルであった。「本物」を目の当たりにして、得るものがでかすぎた。
帰宅中ぐったりとしていた。電車の中でも頭が痛くて、疲労が凄かった。京大から河原町まで歩いてきた疲労はないのだが、頭を一日フルに使ったので、頭の疲労が凄かった。
普通ならやる気がグアーッと出てくるものなのだが、俺は「ついていけるかな。」というレベルで疲労もあり、そんな状態ではなかった。

しかし、時間が経つにつれ、考えが変わってきていた。
いつのまにか俺は興奮していた。「ついていけるかな。」から「俺も、あの化物の中に加わりたい。」と思うようになった。
「電子カルテ」が一番進んでいる「医療情報学」。まだ全体としては「医療」の現場で使うことが無理なようで、まだまだ研究段階といったレベルで、どっちかっていうと「ものつくり」である。俺は自分が「ものつくり」しているところは想像できないと言ったが、人を救うための「ものつくり」であれば良いと思う。
生憎、医療情報学のこれがしたいというものが、まだ無くて探している途中なのだが、俺も医療情報学を勉強したい。ただ、ただ、今はそれを考えている。
この興奮は一夜あけても、忘れていない。まだ興奮している。俺も京大院の学生になりたい。
ちなみに資格審査は、どうやら学部の成績は入らず、ただ卒業できているかどうか確認するためのものであり一安心。ただ、入学希望枠2名については不安が残った(勿論質問はしている)。
俺が質問したい8項目の殆どは質問できたと思える。先輩や、先生方も親切に答えてくれて、全てを提供してもらったという感じでした。

入試まで、あと1年ちょい。留年したという事実を伏せたままでの説明会で、引け目を感じはしたが存在感をアピールできて非常に良かった。
俺に必要なもの。それは勉強だ。間違いない。俺は勉強しないといけない。親に京大に説明会に行ったと言ったら非常に驚いてた。そりゃ、驚いただろうな。
俺は逃げない。絶対受かってやるんだ。もう、その気持ちだけしかない。俺も、この化物になるんだ。俺も医療にITを導入してやるんだ(なんて大雑把な!)。

帰りが遅くなって、結局昨日のうちにアップできなかったけど、それだけ収穫があったのだ。「本物」を体感できて、本当に良かった。
俺には、まだまだ知識が足らない。その知識を、この1年で身につけたい。自分の人生を削ってまで得た1年なんだから、必死に身につけないとな。


俺は、海賊王に・・・じゃなかった。
俺は医療情報技師になる!!!