Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「サイレントヒル」 SILENT HILL

2006年07月09日 20時30分38秒 | 劇場鑑賞
ちらし表

監督:クリフト・ガンズ(仏・今年45歳)
出演:ラダ・ミッチェル(メルボルン・今年33歳)、ジョデル・フェルランド(カナダ・今年12歳)、シェーン・ビーン(英・今年47歳)、ローリー・ホールデン(ロス・今年34歳)

夢遊病のように歩き回り「サイレントヒル・・・」と言う娘ジョデル。
その原因を探るべく娘といっしょに母親ラダは、車でサイレントヒルを捜す旅に出るのであった。

途中、警官ローリーに不審に思われ、猛スピードで逃げるラダは、人影が立ちはだかるのを見てサイレントヒルの入り口で事故を起こしてしまう。

気がついたラダは、娘がいない事に気がつき、ローリーと共に廃墟と化したサイレントヒルの村中を捜すのであるが、どこからともなくサイレンが響き渡ると闇が訪れ、得体のわからない生き物に遭遇、絶叫するのであった。

その内娘に似た少女を見つけるのだが、その子の秘密と娘が関係している事を突き止めるのであった。

お薦め度:95%
カナダ・フランス共同作品 126分

日本のゲーム「サイレントヒル」が基になって、忠実に映画化したという作品。
ゲームはやらないので、どうゆうゲームになっているのかわかりませんが、4作品の内、1作目が主で、2、3作目のアイテムクリチャーが出ているという事らしいです。

4つの次元の違うサイレントヒル、30年前、現在、霧に包まれた、そして暗黒と場面が変化して行くんですね。

だから、同じ場所でも夫が捜していても、妻には見えないし声も聞こえないっという設定。

サイレンがなると闇が襲って来る処は、邦画の「サイレン」と似てますね。
ストーリー的には、復讐がキーワードになっているようにも思えますが、ラストのシーンは壮絶なる場面展開を迎え、この物語というかゲームの独特の世界観が伺える物になっていますね。

面白いという人と気味が悪いという人と意見が別れるでしょうね。
ただ、人の中で善と悪が分離する発想は過去にもありますが、でも個人的には面白いと思いました。

この子役のジョデル・フェルランド、2歳から出てるという天才少女と言われているそうで、ダコタ・ファニングと競演する映画を造れば、天才少女同士、話題になると思いますね。

どこかで見覚えのある子だと思ったら、「キングダム・ホスピタル」に出てたんですね。

教会のリーダー役?のアリス・クリーグが出ているんですが、パッと見、シガニー・ウィヴァーかな?っと思わせる顔立ちでしたがよく見ると違うし、声も違うのですぐわかりました。

私の隣の席の男性が彼女らしき人に「あれ、エイリアンに出てた人やで」っと映画が終わってから言っているのを見て、思わず突っ込みを入れたくなりましたが、我慢をしてしまいました。

この映画、ホラー好きな人は必見でしょうね。
クリチャーも変わっていて、映像美もなかなかなもんだと思いました。

サイレントヒル、静岡(丘)とは違うそうです。


ちらし裏





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