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「オルセー美術館展」 神戸市立博物館
9月29日から始まりました今回で3回目になります「オルセー美術館展」へ行ってまいりました。
今回のテーマは、「19世紀の芸術家たちと、彼らが愛し夢見た土地や人々、特定の環境との親密な関係」だそうであります。
例えば、表紙の「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」のモリゾとマネの弟が結婚して、「ジュリー・マネ」を授かり、それをこの娘の肖像画をルノワールが描くという関係なんでしょうね。
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この連休に行って来たんですが、やはり凄い黒山の人だかりでしたね。
さすが、オルセー美術館。
ここ神戸ではこのオルセー、京都ではルーブル美術館展をやってますね。
この大御所美術館が関西で同時に観れるのはファンにとって、うれしい限りでしょうね。
芸術の秋って感じがします。
このモリゾの肖像画と娘のジェリーの絵も人気があり人だかりでしたが、アンリ・ファンタン=ラトゥールの「バティニョールのアトリエ」が人気がありましたね。
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キャンバスに向かうマネ、その後ろの帽子男性がルノワール、右にひときわ背の高いバジール、一番右端がモネといった集団肖像画なんですね。
これと対に飾られていたバジールの「アトリエ、ラ・コンダミヌ通り」も人気をしておりました。
個人的には、写真のようなアルベール・パルトロメの「温室の中で」が魅入りましたね。
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また、ギュスターヴ・モローの「ガラテア」は、絵が工芸品のように感じましたね。
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腰にまとわりつく草木なんかは、浮き上がっており宝石のように感じました。
この絵は、ギリシャ神話で一つ目の巨人が、海の精ガラテアに恋をして、報われない恋として描かれたそうであります。
この首から想像すると、むちゃでっかい身体なんでしょうね。
それから、パンフの中に載っている花瓶、青い花瓶で、真ん中に大きい口があり、周りには4つの小さな口があるんですね。
真ん中にメインの花を生けて、まわりにの4箇所に引き立てるように生けると、立体感、ボリュームのある生け花が出来そうですよね。
生け花の事はトントわかりませんが、この花瓶のアイデアは面白いとおもいましたね。
ほか、いろいろありますが、この展、来年1月8日までだそうで、余裕があれば足を運んでみられてはいかがでしょうか?
12月開催の神戸ルミナリエからも近くですし、その時は19時まで開館しているそうであります。