ちらし表
前作で、みんなを助ける為、自ら犠牲となって亡くなったジーン。
その後、恋人のスコットは、立ち直れないでいる。
しかし、亡くなった湖でジーンと再開!
しかし、スコットはジーンに殺されてしまう。
別人のような凶暴さを持つジーンであった。
一方、人間はある少年ジミーから、ミュータントを人間に戻すキュア
の開発に成功、ミュータントに理解を求めたが、マグニートらミュー
タント群に逆に反撃に遭い、マグニートは、キュアの元になる少年ジ
ミーを抹殺しようとするのであった。
X-MENらは、マグニートらと闘うが、格段の能力を持つジーンに
は手も足も出ない。
別人のジーンから元のジーンへ呼び覚まそうとローガンは、ジーンの
攻撃でボロボロになりながらも、愛するジーンの元へ一歩一歩進むの
であった。
監督;ブレット・ラトナー(マイアミビーチ・今年37歳)
出演;ヒュー・ジャックマン(シドニー・今年38歳)、パトリック
・スチュアート(英・今年66歳)、イアン・マッケラン(イングラ
ンド・今年67歳)、ファムケ・ヤンセン(アムステルダム・今年4
1歳)、ハル・ベリー(オハイオ州・今年40歳)、レベッカ・ロー
ミン(カリフォルニア州・今年34歳)
2006年 アメリカ映画 105分
お薦め度; 100%
前作の2作より、パワーアップして、これが一番迫力があり、面白か
ったように思います。
ラストの壮絶なシーンは、見慣れたVFXとは云えども、なかなか見
ごたえがあります。
内容的には、いろいろと意見も観られた方はおありだと思います。
今回はジーンの過去が出ます。
ジーンの二重人格の悪の部分を、どう、ローガンが愛を持って対処す
るのか、結末は意見が分かれる事だと思います。
また、人間が恐怖を抱くミュータントたちに、その力を削いでしまお
うとするキュアなる存在が、いいのか悪いのか、これも意見の分かれ
るところでしょうか?
現代で言うと、ミュータントを核に例えて、その脅威を無くそうとす
るのが、核の廃絶を唱える運動ががキュアのような気も致します。
面白いのは、キュアを打たれて普通の女性になった変身女のミスティ
ークが、人間に協力するさまは、笑ってしまい、まぁ、人間ってそん
なもんでしょうっと思ってしまいます。
ラストは、また、続きがあるような思わせぶりが、エンドロール後に
ちらっとあります。
最後まで、席を立たずに観てください。
まるで、最新の「パイレーツ・オブ・カビリアン」の最後を思わせる
ような終わり方で、また?、エエかげんにせい、お前らゾンビか?っ
と心で叫んでしまいました。
続編は、あるのでしょうか?・・・・
ちらし裏