Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「着信アリ Final」

2006年06月26日 00時19分32秒 | 劇場鑑賞
「着信アリFinal」

監督:麻生学(千葉・今年42歳)
出演:堀北真希(東京・今年18歳)、黒木メイサ(沖縄・今年18歳)、ジャン・グンソク(韓国・今年19歳)、板尾創路(大阪・今年43歳)
邦画 105分
お薦め度:80%

韓国修学旅行中に次々と死の予告メールが生徒に届く。
初め馬鹿にしていた彼らも、友達が死んで行く事にパニック状態になる。
「転送スレバ死ナナイ」この事にさらに拍車をかけ、大混乱に陥る。
一方、この予告メールを送っていたのが、イジメで自殺未遂をした堀北だと知った黒木は、友達のジャンと共に説得にあたろうとする。
しかし、黒木には原因になる意外な秘密を持っていたのであった。

このシリーズもこれで終わりなのでしょうか?
ラスト版にしては、呪いの恐怖よりも、より人間臭さの恐怖が感じられる映画ですね。

観衆からも、もっと怖いかと思ったっという声もチラホラ聞こえてきます。
会場はほとんど、若い人、それも小中高生、女性が多かったですね。

お化け屋敷やないんやから、「キャッキャ」と叫ぶのやめて欲しいものだと、おっさんは思いますね。

死の予告メールが来ても、転送すれば死なないという事で、あんなに親しかった友達同士が信じられなくなり、しかも、転送された者は、再度転送出来ないという事で大パニック状態。

これが、一番の恐怖なんでしょうね。
面白い事に、頭から否定していた先生も、生徒から転送されるのを恐れていたのは、逆に笑ってしまいます。

リングのビデオをコピーしたら助かるというのと似てますね。
そして、バトルロワイヤルを思わせるパニック。

そう思えば、アイデアとして、そう目新しいものではない映画ですね。
そして、パソコンから次々と死ぬ者を選んでいく様子は、この間観た「デスノート」と同じですね。

あっちゃこっちゃとアイデアのパクリの映画?
まぁ、劇場で特に観なくてもレンタルで充分のような気がする映画でした。