ブラッド・ピットも結構歳をとりましたね。当然と言えば当然ですが・・。
しかし、渋い感じになってきて羨ましい。特に目の皺><v
また、役も好演されていて、見応えがありました^^
さて、「マネーボール」はアスレチックスでGMをしていた実在の方の球団運営を描いた作品。
野球にあまり知らない私には少々ハードルの高いものになってしまいましたが、それでも見ていて楽しかったり、考えさせられるところもあったりで、見てよかったです。
見ているときは、「マネーボール理論=低予算でいい選手を獲得する」程度に捉えていましたが、あとあと考えてみると"いかにして勝つか"に注力した考え方だと感じました。
勝たなければいけない⇒点が必要⇒ホームラン王級は資金がいる⇒ならば出塁を重視⇒打てる先週は資金がいる⇒フォアボールも出塁だ
見たいな感じです。
検索してみると、そんな感じのテーマのものがありました。
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・打率よりも長打率よりも、出塁率を重視する。
・打者の能力を評価するのに、打点には意味がない。
・選手の将来性には期待を抱かず、高校生は獲得しない。
・被安打は投手の責任ではない。
・勝ち星も防御率も投手の能力とは関係ない。
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(参考)http://www.green.dti.ne.jp/microkosmos/baseball/moneyball.html
ま、私にはよく分からないものもありますが・・。
上記のような感じで考えた場合、出塁していたり、優秀な投手だったりするのに過小評価されている選手が多くいるため、そこを狙って獲得しにいくというのが「マネーボール理論」のようです。
ちなみに、「マネーボール理論」を実践するためにはデータの収集、統計分析などが必要で、導き出すのも大変そうです><
ただこの「マネーボール理論」、最初は大ゴケしてしまい連敗を浴びてしまいます。認められていない理論だけに、非難を受けることも仕方がありませんが、このGMのすごい所は、それでも“自分たちの道を信じた”事にあると思います。
失敗を失敗と認めることもすごいですが、失敗と思わず自らの道が正しいと歩み続けるという信念もすばらしいです。
ただこのGMが「マネーボール理論」にいきついたのは、「貧乏球団アスレチックス」という箱があったからだと思います。もしヤンキースみたいな金持ち球団だったら高額のいい選手を獲得しにいっていたことでしょう。
「アスレチックス」における制約条件があったからこそ、新たな道を見出すことができた。
生活でも仕事でも遊びでも、制約の中で物事を普通に考えて実行していますが、故意に自分から制約を掛けてみると、また違ったものの見方ができ、新たな発見に行きつくかもしれません。
っというようなことを学べる映画でした。