
良くも悪くも“無鉄砲”だ。それは類まれな肉体、身体能力の高さが生んだ産物でもあり、自分に自信があるために行動に躊躇することなく思い切り踏み込んでいくことができる。その自信漲る佇まいから、対戦相手が臆してしまう場面を度々見ることすらある。
だが“無鉄砲”ならではの弊害もある。パーリング戦でのタックルに膝を合わせられての敗北は悪い方に出た典型的な形だ。そして圧勝と言われたトニー・バレント戦ではあるが、実はタックルに入る際の場面はパーリング戦のデジャヴかと思わせる危ないシーンであった。バレントはカウンターの膝を狙っていたのだろう完全にタイミングがあっており、当たらなかったことに感謝してもいいくらいであったし、安廣戦では安易に首を取られてしまったこと、カラン戦でもカウンターの膝を胸に受けてしまったことなど、“無鉄砲”がゆえの必然的弊害も多い。
一発大怪我しかねないスタイルではあるのだが、そのアグレッシブなファイトスタイルがKIDの実績、人気の原動力になっていることは疑いの余地はない。
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だが“無鉄砲”ならではの弊害もある。パーリング戦でのタックルに膝を合わせられての敗北は悪い方に出た典型的な形だ。そして圧勝と言われたトニー・バレント戦ではあるが、実はタックルに入る際の場面はパーリング戦のデジャヴかと思わせる危ないシーンであった。バレントはカウンターの膝を狙っていたのだろう完全にタイミングがあっており、当たらなかったことに感謝してもいいくらいであったし、安廣戦では安易に首を取られてしまったこと、カラン戦でもカウンターの膝を胸に受けてしまったことなど、“無鉄砲”がゆえの必然的弊害も多い。
一発大怪我しかねないスタイルではあるのだが、そのアグレッシブなファイトスタイルがKIDの実績、人気の原動力になっていることは疑いの余地はない。
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