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格闘家に関する余計なお世話なコラム

エメリヤーエンコ家の格闘談義

2022-11-17 20:50:51 | エメリヤーエンコ家の格闘談義
アレキ 「アンソニー・ジョンソンが亡くなったな」

ヒョードル 「いやぁ残念だね。あれだけ怖さを携えた選手はいなかった。組み技偏重気味の俺でも彼の試合動画はほとんど持ってるし。

でもなんとなく“らしい”と思ったのは俺だけかな。KIDが亡くなった時にも感じたんだが、あらゆる運を若い時分にドバーって使った人生とカブるというか。才能があり過ぎると短命になってしまうのかとか、よく分かんないけどね。とにかく合掌」

アレキ 「さぁ次は兄貴が嫌いなイズラエル・アデサニヤがアレックス・ペレイラに負けて王座陥落となった訳だけどもどうよ?」

ヒョードル 「いやいや(笑)。嫌いとか勘弁してください。まぁ嫌いですけど(笑)。ざまあみろと思いましたけど。でもそのうち自分より打撃ができる選手と当たったら、ランク外の選手であっても負けるんじゃないかなとは思いましたよね。これまであまりにもテイクダウンを仕掛けなかったですから。だから今回のマッチメイクは良かったんじゃないですか。なんていうかバランスが取れたというか?

ペレイラに関しては今後どうなるでしょうねぇ。今回テイクダウンに難のあるアデサニヤだったって事で、やや飛び級気味でハードルが上がってしまったんですよね。それが気になるのと、後はあまり頭を使って試合をするタイプではないように見えるんです。UFCでは毎度毎度私が言ってるように距離をとって、なるべく接触を控えて、頭を使ってポイントを稼ぐ選手が長期政権を築けるセオリーになってますから、それをどう修正するのかですね。希望的観測としては今のミドル級に特筆すべきレスリングのできる選手がいないこと。そこはチャンスです」

アレキ 「またね~」