ぷ~さんがいくよ? ~空の明るい方へ~

現在はマンホール収集の記録を中心に
時々旅や動物園巡りの速報など。

体中が痛くておばあちゃん体験中

2011-09-07 23:57:09 | ぼんび~旅・東北編(2)
【9月7日】

まずはRS『村田』から。
野菜など販売に力を入れるあまり、休憩スペースがまったくない。
そしてゴミ箱も。売りっぱなし。
レストラン以外では休憩できないのでは、道の駅としての機能を果たしているといえるのか。
ドリンクヨーグルトを購入したが、立ち飲みするしかなく
ゴミ箱は缶とビン用。
いつもなら店員さんに引き取ってもらうが、
今日は疲れていて、なんだかそんな気分にもなれず
何も書いていないゴミ箱に入れる。

ゴミの有料化から、家庭ごみを捨てる近所の人や
キャンプ等の大量の生ゴミなどを捨てるマナーのよろしくない人々のせいで
道の駅が困っているのはわかるのだが、物販をする以上
ゴミの引き受け拒否というのはいかがなものか。
A地点で購入した商品を、B地点で食しゴミとなる。
流通とはそんなものなのだから、自分の店で売っていないゴミは引き受けない
そういう道の駅が大変増えて、旅行者としてはとても困っている。
お持ち帰りせよと言われても、トマトやとうきびの生ゴミを1ヶ月も持ち歩くわけにはいかない。
いったいそのヘンのところどう考えているのだろう?
旅行者が全員車で日帰りだとでも?

物を売って利益は得たいが、それにともなうリスクはおことわりなんて。
本来の道の駅としての機能を果たしてない気がするのだが。
ゴミを捨てて欲しくないなら、販売もやめるべきだと常々不快に感じている。
サービスとは何か考え直して欲しいものである。
ゴミ箱のある道の駅を見ると、健全な姿にホッとする。
それくらい少なくなってしまったのだ。
おっと不機嫌なので、ヘンな方向にむかってしまった。

以前からとても気になっていた小原温泉の岩風呂へ。
ちょうど無人状態で写真を撮らせてもらう。
ご近所の方が後からみえて、お話するも解読できたのは1/3程度。
以前は湯船も小さくて天井もなかったらしい。
少し熱めだったがやわらかくてすこしつるつるするいい湯だった。
これで幾分元気を取り戻し、RS『七ヶ宿』で玉こんにゃくとりんごを購入。
国道に抜ける県道の路肩が、地震で少し崩れていた。

RS『安達』はいつの間にかGSなど施設が増えて、さながら高速のSAのよう。
プリンが気になったけど、今日はガマンしておこう。

本日は郡山泊。
市内の天然温泉『長寿の湯』。まあ、スーパー銭湯としてはイマイチかな。
でも料金が450円と銭湯くらいなんで、こんなもんでしょう。
無職透明ですこしつるつるする泉質。薬草ミストサウナがなかなか良かった。

明日は家に帰れるかな~
この体調だとロングランは無理だから、那須くらいまでしか行けないかな。
ううう。こう連日だとネットカフェ飽きたよ。
まるでネットカフェ難民のような日々。
今日も初めてのチェーンにしてみたけど、床マットじゃないし。
これで寝るのはキビシイものが…
ますます体調が悪化しそうだ。

バイクの乗り降りも大変になって来た。
やはり気仙沼どころではなかった。
なる早で帰宅して休養しないと、すでに限界を超えてしまっている。
やはり今日は岳温泉泊にすべきだったかな。
公衆浴場の宿泊施設なので、間がもたなそうでやめたのだけど
休養第一に考えると本日のチョイスは失敗であった。
できれば、明日帰れますように。
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ここまで来ていながら…

2011-09-07 04:26:17 | ぼんび~旅・東北編(2)
【9月6日】

迷いに迷ったが、とりあえず行けるところまで行ってみる事に。
まずは仙台港の標識へ。
あまり影響はないように見えたが、ひっくり返ったままの車や
車の残骸らしきものがうず高く積み上げられていたり
建物の1階部分が津波でひしゃげたままの倉庫など
ごく一部にまだ生々しい痕跡が残っていた。

そのまま塩竈方面に向かうと、通り沿いにホンダのバイクショップが。
ここは被災していそうな場所だが、痕跡はない。
セローはすでにオイル交換の時期を過ぎていて、どこかで交換するか
このまま走ってしまおうか迷っていたのだが
ここはぜひわずかばかりでも支援になればと、オイル交換をお願いする。

整備を待つ間、先代とお話するとやはり被災地であった。
1階部分に車が流れ込み、バイクはすべて廃車になってしまったとか。
すでにキレイに補修されていて、まったく痕跡はないが
ご近所でも亡くなられた方がいらっしゃるようだ。
オイル交換の代金が異様に安い。
オイルの等級が違うのか、それにしても工賃が入っていないような?
ささやかな支援どころか、支援されてしまったのでは???
バイクショップを出てすぐに、液状化したままのマンホールが。
やはりそこかしこに、残骸はさりげないく存在している。

松島のはずれの公園に到着。
ここは被害が少なかったと聞いているが
浜辺に打ち寄せられた残骸を掃除している方たちがいらした。
Pにほとんど車がないので、心配になったが
もう少し中心部に向かうと、Pの車も増えてまずまずのようだ。
以前に比べたらやはり減少はしているかもしれないが
少しホッとしながら通過。

石巻からの海岸線を行くと時間がかかりすぎるので
45号をそのまま北上して、RS『上品の郷』。
平日とは思えないくらい、Pが車でいっぱいだ。
ここは日帰り温泉施設や足湯もあり、どうやら人気スポットのようだ。
物産館が充実しているので、まずは姉に野菜を送る事に。
今回は超ビンボー旅なので海産物はスルーして
財布にやさしい野菜の詰め合わせにしてみました。
本州なので送料も安くて助かる。

それでかなり時間をくってしまったので、松島で前日買った炊き込みごはんを
食べていたが、少し小腹もへってきたところで
念願の海鮮らーめんを。味はちょっと海草ダシが足りなかったけど
とりあえず今日は、けっこうがんばって宮城県を応援できたんじゃないかな?

足湯に入りたかったが、時間が気になるのであきらめて先を急ぐ。
しかしながらすでに3時をまわっていて、気仙沼に着いたら夕方になってしまう。
そこからネットカフェがある場所までもどるには距離がありすぎる。
ギリギリまで迷いながら登米到着。
ここは昔の建物が多く残っている町で、気になっていたが
市内見学をする時間でもなく、その体力気力が残っていない。
これ以上の北上は断念して、RS『米山』へ。
ここでキレイな夕日を見る。
気仙沼湾の夕日はどうだったんだろう。

日が暮れると急に気温が下がって、ジャケットやカッパのズボンを着込んでも肌寒い。
昨夜の仙台市内が暑かったので油断したが、やはり郊外は冷えるようだ。
明日気仙沼を目指すか迷っていたが、今回はあきらめた方が良さそうだ。
途中の『わくや天平の湯』で温まり、ストッキングやトレーナーなど
防寒用の衣類を着込んで、ナイトラン仕様に。
ここは無色透明でつるつるするお湯と、黄褐色のにごり湯と2種類の泉質が楽しめる。
地震の影響でジェット噴射が壊れていたり、被災地からの受け入れをしているためか
以前より料金を安く設定している。
避難されている方や、ボランティアの方のオアシスになっているようだ。

やはり明日気仙沼に戻るのはあきらめ、まっすぐ南下しよう。
今の体調で無理に向かっても、被災地を見て歩く体力が残っていない。
引き返す勇気も時には必要だ。
もっとキチンとした状態で、被災地と向き合いたい。
たぶん次のシーズンになってしまうだろうが、もう一度訪れよう。
体の状態で、旅の終わりを実感する。
残念だが、これ以上無理に動き回っても結局消化不良な思いは残るだろう。
それならばリトライした方が良さそうだ。
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