ついに海を渡る

【８月31日】

いよいよお別れの日が来てしまった。
台風の影響かしばらく雨が続くらしい。
できればここでやり過ごしたいところだが、４日くらい続くらしいので
すでに３泊しており、さすがにこれ以上は…
昨夜オーナーが明日『syo』さんも呼んで飲もうと言っていたので
かなり後ろ髪引かれるが、『syo』さんとは１泊目で会っているので
ここは函館が晴れているうちに出発しよう。
ほんとは２人が揃っている時の方が、おもしろいのだけど。

『syo』さんは自称管理人で、オーナー曰く飲みに来ているだけだとか。
テキトーでおもしろい人だ。
オーナーは電話だと、ちょっとぶっきらぼうな印象だけど
酔っぱらうとメチャクチャかわいい。
２人ともザ・北海道な感じの人たち。
ゆる～くてあったかい。

日本一週中のハーレーとドカの爆音２人組は、１便早く青森便へ向けて出発。
盛岡まで走るというので、盛岡マースの情報を提供。
チャリさん２人組も別ルートで出発。
みんな迷い悩みながら、結局出発してKさんだけが連泊決定。

みんなを見送りながら、外で話していると
午前中なのに早々と新規の宿泊希望者が到着。
ちょっと昔のマッチ似の岡山ナンバー君。
なかなかいい感じのコだ。
これでKさんもさみしくないだろう。
時間が早いのでオーナーに電話したら、切れちゃったとか。
そんな話をしているうちに、車でオーナー登場。
図らずも見送られる形になり、ついにナミダ。

最後に昨日食べ損ねた朝市のホタテラーメン。
大きめのホタテ３コがごろんとのっている。
ボイルしたものではなく、生をソテーしたもののようだ。
このラーメンがまさに食べたかった味。
もっと早く食べておけば良かった。
最後においしい海鮮塩ら～めんが食べられて良かった。

子どもたちの団体でお店がいっぱいだったので、ヒマつぶしに土産物屋を見ていたら
以前から気になっていた丸いプリンの１個入りがあり
デザートに購入。フェリーターミナルのデッキスペースでいただきました。
青森のフェリーターミナルは改装してものすごくキレイになっていた。
ついでに受付のおねぇさんも、なかなかの美人。
私が知る限りは、なんだかくたびれた感じのフェリーターミナルの印象があるが
ここだけは空港みたいに明るくてキレイだ。
食事スペースもお土産コーナーもなかなか良さそう。

ま、船はいつもどおりですけどね。
今回は小さい方の船だそうで、売店やレストランはないけどいいですねと
予約時に言われた。という事は１便前なら付いているという事ですね。
まあ、どうせ利用しないのでかまわないけど。

ついに北海道とお別れです。
お世話になった皆さんありがとう!!!

海上は降っていなかったのでラッキーと思っていたら、船を下りると降ってる！
フェリー港のすぐ近くに『自遊空間』があったが、まだ時間が早いので
とりあえずお風呂と晩ごはんを求めて市内へ。
７号線ぞいに『青森まちのおふろやさん』というやたら目立つ看板。
のぞいてみると、どうやらホテルに併設された銭湯のようだ。
軒下にかろうじて停めるスペースがあったので
カッパをハンドルにかけて、いざ入浴。

食事処もあり、再入浴も可能みたいだ。
温泉は無色透明で、少しつるつるする感じ。
お茶風呂なんてのもあり、露天とサウナや休憩用のデッキチェアもある。
これはなかなかアタリだったようだ。
途中でお腹がすいたので、『生干しホッケ定食５８０円』安い！
そしてまた入浴。
なかなか上がらないけど、小降りなんでさっきの『自遊空間』へ戻ろう。

外に出ると雨上がっている。なかなかいいぞ。
『自遊空間』には屋根つきの駐輪場はないけど、同じ敷地内のユニクロの前にあった。
これで朝雨でもカッパを着たりするのに好都合だし、
濡れたカッパもハンドルにかけて干せるし、良かった～
青森西バイパス店は飲み物メニューはイマイチだがシャワーがある。
今まで利用した『自遊空間』ではなかったので、これはポイント高いですね。

ついに北海道編が終了してしまいました。
しばらくは雨がちのようなので、ただの移動日になりそうです。

いよいよ北海道上陸…函館編

【８月２日】



昨日青森からのフェリーに乗り損ねたので、当初の予定どおり
大間からのフェリーに乗ることにして、青森の道の駅めぐりしつつ下北半島を北上。

道の駅『ゆ～さ浅虫』でうっかりひれかつ１枚100円を購入。
朝からいきなり揚げ物。でもよく油が切れていて以外においしかった。



道の駅『よこはま』の菜の花ラーメンは混んでいたのであきらめ
菜の花ソフトと菜の花蒸しパンとベビーホタテのから揚げなど。
食い気に走ってしまった。
ヒッチハイカーなのかとほだ～なのか
サル？の大きなぬいぐるみつきのリュックを背負った
日に焼けた青年を見かけたが、写真間に合わず残念。

下風呂温泉の共同浴場は以前入浴済みなので外観写真だけ。
新しくできた足湯は残念ながら少しぬるい。
でも、ここのはにごり湯なので、見た目が温泉らしくていい感じ。
おっと大間温泉に入る時間が足りなくなってしまった。



大間から船に乗って函館に着いたよ～♪
というワケで函館のRH（ライダーハウス）へ。
『函館ミートハウス』へ到着すると、なにやら外で宴会が。
呼ばれて行ってみるとオーナー兄弟？の差し入れ？の
お酒やらイカ刺し、ホッケ焼きなどをつまみに。


【８月３日】

連泊すると９５０円→が５００円になるシステムなので
今日は東北でびしょ濡れになった衣類の洗濯を。
洗濯物を干して、途中足りないものを探して１００円ショップに立ち寄りながら
道の駅『なとわ・えさん』まで。

『がごめラーメン』７５０円。見た目地味だったけど
麺にがごめ昆布が練りこまれていて、つるつるの食感。
スープは醤油と塩から選べて、ここはやはり塩で。
おいしかった。ただ少し残念なのはもっとわかめを入れてほしいのと
ネギ抜きになってなかったので、ムッとして写真撮らなかった。

ここではほっけの刺身もあって、あまり見かけないのでとても気になった。
帰りに時間があったら食べに行こうかな。
昆布などが安い気がしたので、おみやげの購入にも良さそう。

帰りに市内の花園温泉へ。
公衆浴場なので４２０円なのだが、４５周年記念とかで
なんと特別料金３５０円。しばらくはこの料金らしい。
新館はにごり湯で、本館は無色透明。泉質が違うのかな？
どちらも行き来が自由みたい。露天とサウナもそれぞれにあり
サウナも無料みたいだった。かなりお得。



帰ってみると昨夜より宿泊者が多くて賑わっている。
小５の少年を連れたお父さんは、なんと埼玉の自宅を朝出て
夕方函館上陸。どんだけ飛ばして来たんだろう。
息子が親父を尊敬できるいい親子関係ですね。

オーナーに東北の資料を預かってもらうようお願いする。
これで少しは動きやすくなるはず。
ずうずうしいお願いだけど、承諾してもらえて助かった～


【８月４日】

今日は道南の道の駅めぐりと温泉。
『YOU・遊・もり』、『つど～る・プラザ・さわら』の順に回る予定が
大沼あたりで雲行きが怪しくなってきたので、
予定変更して鹿部温泉へ。

公衆浴場『亀の湯』、小さな囲いの中で湯の花を止めて、
お湯の流入量を調節して温度管理をしているようだ。
湯の花が濃いので掃除が大変らしい。おかみさんと少しお話した。

鹿部温泉は以前別の公衆浴場に入りにきたけれど、温泉の印象はなく
ガソリンスタンドで給油して、ちょっと預かってもらいお風呂から戻ると
梅雨時の東北を走り抜けて泥だらけだった車が、
キレイに洗車されていて感動した思い出の地。
時間の経過であの時のガソリンスタンドがわからない。
お礼を言いたかったけれど、時間が経ち過ぎましたね。

お天気が回復してきたので、予定の道の駅２つまわり
函館市内の山内温泉『長生湯』。



ネットカフェに寄る時間は無くなってしまった。
RHに戻ってみると、祭りの後のように閑散。
なんだか急にさみしくなってしまった。