めだかの兄弟

♪めだかの きょうだいは な～べの中～♪


スーパーの園芸コーナーで、睡蓮の入ったビニール袋から救出した我が家の「鍋めだか」。

無事生き延びたのは４匹。
大きいのが１匹、中くらいが２匹、チビちゃんが１匹。

鍋生活にもすっかり慣れたようで、私が餌を入れると、すぐに食べに来るようになりました。

その様子を観察していると、めだかにも性格があるのがわかります。

餌をあげると、一番にやってくるのはチビちゃん。
私の手が水面近くにあってもへっちゃら。逃げません。
そしてチビちゃん、身のほどしらずに、自分の口より大きな餌にくいつき・・・何度も離したり食い付いたりするものの、結局食べられず…また他の大きい餌に食い付き…そんなことを毎度繰り返しています。

続いてやってくるのは大きいの(L)と中くらいの(M１)。

Lは体に似合わぬ細かい餌をひたすらにパクパクと食べ続けます。
大きめの餌が目の前に流れてきても目もくれず、細かい餌のみを確実に食べていきます。
おきあみを食べるシロナガスクジラのようです！？

Ｍ１は、ほかのコが餌を食べるのをつっつき追い掛け回して邪魔をします。
（そんなことしてる間に、餌なくなっちゃううよ～！！）と思うんだけど、自分が餌を食べるより邪魔することが優先みたい。
普段もいつも誰かを追い掛け回してます。

最後にゆっくりやっているのがＭ２。
相当のマイペースです。（きっと人間だったらＢ型）
ゆっくりやってきて、自分のペースで(時々Ｍ１に邪魔されるけど）食べたい分を食べたら、どっかにいっちゃいます。
普段も底のほうに1匹でいることが多く、でも弱っているわけじゃなくうろこの艶も、背骨の形も健康そう。1匹狼タイプですね。

鍋の中の小さな世界。
覗いていると時間が経つのを忘れそうになります。
ちょっとした癒しの時間。
これからも４兄弟、なかよく元気にいてくれるといいな。