自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

幻のブルドーザー戦車の製作 その九

2024-01-30 08:55:55 | 模型

毎日寒い日が続いています。

ブルドーザー戦車の製作も本体のブルドーザーはほぼ形になってきましたが、ジオラマのベースがかなり大きい。

戦車が小さいのでだだっ広いベースでどう見せるか?

この空間をどう埋めるか?がとても問題になりました。

やはり樹木をたくさん植えるしか有りませんが、どのくらい植えるか?

どんな木が必要か?

分からなかったので、実際に現場に行ってみることにしました。

ここ山陰の最高峰「国立公園大山」ですが、

「伯耆富士」(ほうきふじ)と呼ばれています。

標高1710メートル(くらいか?)年々風化が進み標高が低くなってきているそうな?

ここの麓(ふもと)に「香取」が有ります。

私の家から45分くらいの所にあります。

昔はよくキャンプしに行ったのですが、ここんとこ全く行ってませんね。

香取に行く途中も、こんな赤松林が続いています。

香取と言えば、このイメージ。

だだっ広い草原。

この頃はまだ雪が残っている頃なので牛など居ませんが、本来なら牛とかいるのかな?

この辺を散策していると、

こんな慰霊碑を見つけました。

この香取地で開拓に関わった方々の慰霊碑と思います。

この写真はもう12年前のものです。

このへんの土地は大山の火山灰でできているようで、土が黒い色をしています。

色見本としてサンプルを取って帰りましたが、普通の土よりかなり黒っぽい色をしていました。

今もこの土地を開拓しているようで、ブルドーザーが有りました。

やはり足回りがかなり汚れるようです。

排土板も塗装が剥がれて地肌が出ています。

ブルドーザー戦車の塗装の参考になりました。

地面も、

こんな風に、沢山のキャタピラの跡が残っています。

写真では明るい色に見えますが、実際肉眼で見るとかなり黒っぽい色です。

そして問題の赤松ですが、

多分、こんな感じの松林が、うっそうと茂っていたのだと思います。

ネットで色々検索しても、松の木をジオラマ用に作ったと言う件が出てきません。

松の木の製作方法が分かりません。

さ〜どうする?

あの独特の形状をどう作れば良いのか?

悩みます。

そんな時、

遠くの海の水平線に「隠岐の島」が、かすかに見えました。

ちょっと「ほっこり」と言うところです。

さ〜これから松の木を作る方法を考えなくてはなりません。

材料から、製作方法、全部ゼロから考えました。

ここからが地獄の始まりです。

 

続く!