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2/28 労働者M 4回目 千秋楽

2006-02-28 23:53:05 | 舞台感想
2006年2月28日 [労働者M] 千秋楽 Bunkamuraシアターコクーン

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:堤真一・小泉今日子・松尾スズキ・秋山菜津子
犬山イヌコ・田中哲司・明星真由美・貫地谷しほり
池田鉄洋・今奈良孝行・篠塚祥司・山崎一

疲れてるっぽい松尾スズキさんが、迅速にブログを更新しているのに、
疲れてないっぽい私が、ブログを更新しないのは、なんかダメだろぅ!!
と訳のわからない感情に押され、今[労働者M]千秋楽の感想を書こうと決意した次第です。
明日でいいや~とか思ってたんでね。眠いから。

初日と千秋楽を含めて、全部で4回見ました。
私にとって[労働者M]はジェットコースターみたいな芝居でした。
1回目、2回目は、ジェットコースターで言えば、加速段階&ちょっとした落下。
3回目が急落下!!あれは怖かった・・・。4回目で1周して戻ってきた。というような感じ。
昨日あれだけショックを受けて、頭悩ませていましたが、
今日の感想は2回目のものにとても近いかな。

過去の感想はこちらから↓
    1回目(2月5日)初日
    2回目(2月17日)
    3回目(2月27日)

どんなことがあっても生きていかなきゃいけないし、人間裏表があって当然!
とショックを受け止められたら、楽になりました。

今日はカーテンコール4回!過去最高??
2回目にケラさん登場。照明が青に変わり、花火が上からプシュッーと4つ。
3回、4回とカーテンコールがあるか不安だったから、2回目で花火使ったんじゃないか
と勝手に推測しています。(笑)
3回目からは労働者Mがバックミュージックとして流れていたので、リズムに合わせられ拍手がしやすかった。
意外や意外・・・でもないか?カーテンコールで一番はしゃいでるっぽく見えたのが、松尾さん。
音楽に合わせて小走りしてました。全くもって素敵だっ!

千秋楽だから、という演技は特にありませんでしたが、1つだけ。
こちらも意外や意外?堤さん演じる牧田君がハジケっぷりを見せてくれました。
「マングースの物まねやってよぉぉ~」辺りは、もともとかなりハジけてましたが、
入場の際、くにゃくにゃ酔っ払いながら「ロッケンロ~!」と一言。(笑)
ケツ痛い病の辺りでは、いつも以上に転がってくれました。
「ケツの穴ってのは、宇宙だね。」
牧田君なりの良い声でこの台詞を聞くと、納得しそうになりました。いい思い出です。

何回か見に行って、ここまで感じ方に落差が出た芝居は初めてです。
ショックを受けた反面で、落差を楽しんでいる自分もいて・・・
つくづく舞台って面白いな~と感じました。

役者さん達の演技は、みなさんとても素晴らしかった。
今奈良さん、田中さん、貫地谷さん、篠塚さん、池田さん、
今まで知りませんでしたが(ごめんなさい!)今回でちゃんと覚えました。
短めに個人個人の感想を書いてみよっかな。

堤真一さん→どの舞台でも堤さんの真っ直ぐさは変わらない!
        でも牧田君のふにゃふやはすごく好みでした。TVじゃ見れない堤さんを見た!

小泉今日子さん→これからももっと舞台に出てほしい人。狂気に満ちた怖い役で見てみたい。

松尾スズキさん→すっごい好き。松尾さんは大人計画という松尾さんの世界を持っているのに
           違和感なくケラさんの世界に存在してました。

秋山菜津子さん→下手すると、あ、なんか『下手すると』の使い方間違えたけど、松尾さんよりも好き。
           秋山さんが出る舞台、追っかけたくなりました。

犬山イヌコさん→なんでこの人はこんなにも笑いのテクニックを身につけているの?
          今回一番笑わせてくれたのが犬山さん。ケラさんにも信頼されてるんだろうな。

田中哲司さん→現代と未来の役の変化がすごい!最初、同じ人だってわからなかった。
          サキ・クラウスコンビが大好きでした。

明星真由美さん→おばさんっぽさを出しまくれることに驚き。農業少女が見たいよ、私は。

貫地谷しほりさん→多分私と1つしか歳変わらないのに、堂々としていて凄い!
            「う○こじゃない!!!!」という台詞もなぜかカッコ良かったです。

池田鉄洋さん→さりげなくとっても良い声かも!益子さんの不気味さがなんとも言えず、良かったな~

今奈良孝行さん→田中さん同様、現代と未来の違いに衝撃。現代のALWAYS下ネタ男。未来の夢を食う男。
           「万点満点」辺りの松尾さんとのシーンは最高です。

篠塚祥司さん→顔をひっくり返してみたい人ランキング、ただいま1位を独走中。
          篠塚さんの台詞で未来の世界の荒野を見ることができたような気がします。

山崎一さん→私の中では、ソフトに松尾さんチックな動きをする人という位置付け。
        ミドリに対する、下心と愛情が入り混じったような感情が不安定な空気を持っていて、その空気も楽しめました!

書き出してみて、改めて思いましたが、豪華だ~
この豪華キャストで、あんな訳わかんない芝居をやる。しかもコクーンで。
なんかそこがカッコイイかも。
まぁ、私は贔屓目でしかこの舞台を捉えることができないんですけどね。

2月終わっちゃいました。私にとって[労働者M]の2月だったのに。
終演後1時間ほどでコクーンに張られているポスターがすべて[東海道四谷怪談]に変わっていました。
四谷怪談は私も楽しみにしているけれど、
それでもなんだかあの緑のポスターが消えてしまったのは悲しかったです。
とにかく![労働者M]も楽しかった!!ありがとうっ。

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ブログを更新する前に、暇な3月を埋める芝居をチラシを参考に見繕っていました。
で、月影十番勝負[約束]と(3月じゃないけれど)5月コンドルズ[勝利への脱出SHUFFLE]を購入。
「見繕う」→「で、」→「購入」という行動の素早さ。電子マネーは怖い。

2/27 労働者M 3回目 前楽

2006-02-28 02:02:51 | 舞台感想
2006年2月27日ソワレ [労働者M] Bunkamuraシアターコクーン

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:堤真一・小泉今日子・松尾スズキ・秋山菜津子
犬山イヌコ・田中哲司・明星真由美・貫地谷しほり
池田鉄洋・今奈良孝行・篠塚祥司・山崎一

今日は深読みしたいDAYでした。
普段は頭を使わず直感や感覚で生きてる私にも稀にそういう日があるんです。(笑)
考えまくってしまう日が・・・あったまイッター
珍しいことなので、これから書く感想は突拍子もない内容になるかもしれませんが、
でも私は今日こう思ったんです。

皆には、ゆっくりと、ちゃんと喋るから聞いてよね。
                   ・・・[赤鬼]、とんびの台詞より。(笑)

クラウスがピエンタに殺される2幕中盤あたりから、怖くて仕方がなくなりました。
正確に言うと、クラウスが殺された直後、サキが
「二度見上手くできたのに・・・」というような台詞で笑いを取った瞬間から。
『あぁ、人が今そこで死んでるのに、人間は二度見なんてくだらないことで笑えるんだ。』。
そう思ったら、劇場に響く笑い声全てに恐怖を感じました。笑えなくなった。

人間の死に対する意識の薄れ。
[贋作・罪と罰]を見てから、私が頭の片隅でずっと考えていたことです。
9回も見に行っときながら、それってどうよ?って感じですが、
ずっとモヤモヤした気持ちがあったんです。[贋作・罪と罰]に対して。
で、ちょっと前にモヤモヤの原因を追求しました。
[贋作・罪と罰]は殺人が最後まで尾を引く古い物語。と野田さん自身がおっしゃっていました。
なんのインタビューだったかは、忘れました。
一つ(二つか)の殺人が物語りの核になるってことだと思うんですが、
私自身はその核に、それほどの罪を感じることができなくなっていて・・・
核が核として機能しなかった。だからずっとモヤモヤしていたんです。

クラウスもきっと死んだし、モリィちゃんが出た電話の先でまた一人、人が死んでいるかもしれない。
だけど人の死に対して、なにも感じない。
なにも感じないばかりか、笑えてしまう。
[労働者M]は、そういう笑いの話とも取れるんじゃないかと。
あーでも死に向かって毎日生きてるようなもんだから、それでいいのかな?
どんなに頑張っても、死だけは平等におずれるもんな。
本当によくわからなくなってきてますよ。あったまイッタイです。(笑)

1つ1つの死に敏感になるとしたら、
もうダントンのように夢を食べて生きるはんぺん大好き人間になるっきゃないんですよ。たぶん。
ダントンが一番、人の死(ハンナの死)に悲しみを抱いている人間なのに、
ダントンが一番狂って見える。
おっきな話になりますが、日本って今そんな感じかな、って。
普通の人が狂ってて、狂ってる人が普通。逆だよね!?っていう。

考えることが偉いわけではない。
けれど考えないで生きている牧田君みたいな人が、強く、しぶとく生きていくのかな・・・
なんてことも思ったり。
考えてようが、考えてなかろうが、死ぬことができないのなら生きるしかない。
私は生きることを捨てられません。大好きな人がいて、大好きな物があるから。

どんな状況でも笑える人間。というのを感じたら、
ひたすら笑い声で終わる意味不明だったラストも、必然的にすら思えました。
瓦礫にまみれた事務所の中で「コロッケ買ってきたよ」で笑う。

今まで2回[労働者M]を見て、けらけら笑っていた自分がいるので、
なお更、今日の自分の感情との落差に、ショックを受けました。考えすぎなのかな。
この状態で明日の千秋楽を私はどんな風に見るんでしょう?
いろんな意味で楽しみですね。ちょっと怖いし。

電車はあんたの家じゃない。

2006-02-27 09:13:38 | 演劇関連
電車の窓の所に座り込んで朝食を取り始めた女性を見た。
まず手始めにバナナ。バナナからして衝撃的。次にグラノーラ。よし栄養素的にも良い感じだ!そして野菜ジュース。もう栄養に関してなにも言うことはない。極め付けにみかん。デザートまでバッチリだ。ごちそうさま。
横浜に向かう途中から失礼しました。だってビックリしたんだもん。(笑)

明日から2連続、労働者M!!

2006-02-26 21:02:53 | 演劇関連
1週間続いた焼肉屋の研修&土日のみの掛け持ちバイトは、とりあえず今日で一段落!
7日間、休むことなく研修かバイトしてました。まぁ、研修もお給料出るのでバイトっちゃ、バイト。
明日からは至福の2日間が私を待っています♪
これがあるから私はどこまでも頑張れる。
[労働者M]を前楽、千秋楽と2連続観劇してきます。
アホっちゃアホですが、幸せなアホです。
二日連続で堤さんを始め、松尾さんや、秋山さんを見ることができるなんて、ホント幸せ。
あ、ここ↓の舞台画像が他にはない感じで、カッコイイので是非見てみてください。
http://www.blog.s-woman.net/stage/index.html

しかも今回は[幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門]千秋楽の日に出会った、
同じく堤真一ファンのおば様と観劇します。
たしか将門の千秋楽も28日じゃなかったかな。
私は当日券に並んでたんですが、後ろに並んだのが、明日、明後日一緒に観劇する方で。
赤の他人、しかも親と子ほど年齢は離れているのに、
これでもか!ってほど会話が弾み、とっても仲良くなりました。
堤真一のために山口県から上京してくる、情熱を持った堤ファンです。
ちなみに[吉原御免状]初日も一緒に観劇。
似通った趣味を持っているので(笑)観劇後のお話も途切れることがありません。
堤さんの話だけでなく、人生の先輩として、自分の親とはまた違った視点から、
いろんなお話をしてくださるので、そういう面でもすごく楽しいんです。
堤さんが与えてくれた、とっても良い出会い。
堤さんには感謝してます!ありがとう!堤さん。
日本アカデミー賞の授賞式、楽しみにしてます☆

で、明日はまずその方と横浜の中華街でランチ。ほら、これまた楽しそう。
その後、放送ライブラリーで堤真一出演作品に浸り、渋谷で観劇。ほら完璧。
翌日も14時公演、千秋楽ですね、を見る。ね、超完璧だよ。

その次の日はもう3月。春ですね~
3月は歌舞伎漬けの月にしようかな。14日に[決闘!高田馬場]で、
28日は[東海道四谷怪談(北番)]。その他に観劇予定がありません。
つまらないので、歌舞伎座に行こう!
2月は行きたい行きたいとは思っていても、結局行動に移せなかったし。
三月大歌舞伎、もうチケット取っとこうかな~、3階B席を。

今年は70~80回ぐらい、劇場に足を運べたらと思ってます。あくまでも果てしのない目標。
好きな役者さんが出ていると、リピートする可能性大なんで作品数はもっと減ります。
70~80とすると、月6、7回かぁ~半端ないな・・・いくらかかるんんだよ。
というか、どれだけ働けばいいんだよ。(笑)
でも働きますよ。バイトも疲れるけど楽しいし!
とりあえず、1月・2月で研辰も含めたら13回見てるから、ギリギリ目標達成。
あと10ヶ月めっちゃ楽しみながら、頑張ろうっ。

そうそう、通ってる大学の助教授が年100本、
劇評なんかも書いている教授が年300本程芝居を見るらしいです。
・・・・・・・・・え?300って何!?(笑)
まぁ、300の謎は置いといて、明日明後日が楽しみです。
謎っていっても答えは『ご招待』だと思うんですけどね。いいな~招待。(笑)

好循環。

2006-02-25 23:19:24 | 日常生活/ひとりごと
おっちゃん達にビールなどの、ドリンクを売るバイトをしています。
以前、手を怪我したおっちゃんが「バンドエイドないよね?」と、私に訴えてきたことがありました。
予想外の訴えに一瞬と惑いましたが、バックの中にバンドエイドがあることを思い出し、
自分のバンドエイドをおっちゃんにあげたことがありました。
バンドエイドを一枚失いましたが、
おっちゃんがすごく喜んでくれたので、私自身もすごく良い気持ちになれました♪

そのおっちゃんが、今日またドリンクを買いにきて
私に「前バンドエイドくれたよね?ありがとう。」と声を掛けてくれたんです。
めっちゃくちゃ嬉しかった!!

ほんの少しの親切が、大きな喜びに繋がることを実感。
新しくはじめる焼肉屋でのバイトも、こういう気持ちを大切にしていきたいなー。
自分が動くことで、お客さんがまた来たいと思ってくれたら嬉しい。
で、そうやって働くことが時給UPにまた繋がる訳でしょ?
時給UPは結局、私が好きなものに費やすお金を増やしてくれる。
時給UPを目標にバイト頑張ろう。(笑)

荒川、金おめでとう!

2006-02-25 00:11:09 | 日常生活/ひとりごと
荒川選手金メダル取りましたね~!!5円玉みたいな。
きっと日本中でいろんな人が、この話題を取り上げているんだろうな。
競技、生放送見たかったのに爆睡でした。いったい何時間寝れば気が済むんだろう、私。
様々な国の人たちが荒川の演技を見て惜しみない拍手を送る。
感動する人の気持ちは、国境を超えるんだな~・・・などと思い感動しました。

安藤美姫選手をおかしくしたのは、マスコミじゃないかな。
可愛いし、若いし、4回転という大技を持っている・・・注目する要素満載なんだけど、
あんなに執拗に追いかけなくてもいいじゃん。絶対嫌になるって。
そもそも、私がこうやってブログの話題として取り上げること自体もダメ。よくない。
だって18才だよ、気持ちをしっかり持てないって。私だったら無理です。

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ってことで話題変え!
図書館で大竹しのぶさんの[私一人]を予約しました。予約件数70超。
みんな芸能人のプライベートに興味深々。
これもミキティの話に繋がっちゃうな。話題変えになってない!
結局、色んなものに踊らされ、他人のプライベートとかに興味を持ってしまう自分が嫌ですね~。
覗き見したくなる・・・[Right Eye]だぁ・・・

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バイトの研修は未だに続いています。3月3日ひなまつりオープン。
きっちり、みっちり基本中の基本を叩き込まれているので、これから先にも役立ちそうです。
でも実際のお客さんを相手にしたらテンパるんだろうな~・・・
落ち着け、自分。
元気な高校生が多いので、明るいお店になりそう!
私も1年前まで高校生だったのに、あのテンションの違いはなんなの?
ついてけないわ~ついてく気もないわ~
だからって「もう年だ~」とか言う気もないんですけどね。
周りでそうやって言う友達たくさんいるけど、「まだ19じゃん。」と心の中でツッコミ入れます。
そうそう!今年一年は自分に惜しみなく投資する一年にしたいと思ってます!
舞台に関しては去年も投資しまくりでしたが、化粧品とか、洋服とか・・・とにかく色々?
内面・外面・側面、側面?とにかく自分に磨きかけたいですね。
ってことで外面。RMKのファンデを買いました。

瓶が可愛いっ!

見逃してたっ。白夜の女騎士配役発表!

2006-02-23 14:19:03 | 演劇関連
[ちがいます]の感想をUPして、ふら~っとコクーンのHP覗いたら、
[白夜の女騎士]の配役がUPされてましたね。気がつかなかった。
コクーンのHPは毎日見てるのに。勘三郎への道楽しみです。四谷怪談と合わせて行っちゃいますよ。

まずは【スタッフ】
作 : 野田秀樹
演出 : 蜷川幸雄
音楽 : 朝比奈尚行
美術 : 中越 司
照明 : 原田保
衣裳 : 黒須はな子
音響 : 井上正弘
ヘアメイク : 河村陽子
振付 : 広崎うらん
殺陣 : 栗原直樹
演出助手 : 井上尊晶
舞台監督 : 白石英輔

蜷川さん。って感じなんですかね。音楽の朝比奈さんって、[桜姫]の人じゃないかな・・・
やっぱりそうだ、パンフレットで確認!
[桜姫]の最後は音も圧巻だったんで、期待しちゃいます。

で、【キャスト】
空飛びサスケ(ヒト) : 松本潤<野田秀樹>
眠り姫(おまけ) : 鈴木杏<竹下明子>
その後の信長 : 勝村政信<段田安則>
大写真家(神様) : 六平直政<上杉祥三>
ポジ(神様のかみさん) : 立石凉子<向井薫>
巨人1(ライト兄)/右田刑事1 : 杉本哲太<佐戸井けん太>
巨人2(ライト弟)/右田刑事2 : 高橋洋<羽場裕一>
「ワル!」 : 山口紗弥加<円城寺亜矢>
「キュー」 : 持田真樹<川俣しのぶ>
「レ?」 : 濱田マリ<松浦佐知子>
ペニスの商人 : たかお鷹<松澤一之>
レフ小僧 : 六角慎司<田山涼成>
ゲンゾー : さとうこうじ<上田信良>


<>で遊眠社版のキャストをくっつけてみました。
うーん、配役を並べただけでも全く別の作品になる予感がしますね・・・
って私、見たことないわ!遊眠社。
とにかく楽しみだ~☆

2/21 ちがいます

2006-02-23 13:40:14 | 舞台感想
2006年2月21日 O.N.アベックホームラン[ちがいます] 下北沢ザ・スズナリ

出演:大堀こういち 温水洋一

演出:細川 徹(男子はだまってなさいよ!)
作:O.N. + 細川 徹

よくわかんないけど、友達に誘われて、チケットもそんなに高くないし、
スズナリには行ってみたいしで、行ってみました。
初めて入ったスズナリにちょっと感動。
でも階段怖い。思っていたより広い小劇場でした。

ちょっとシュールなコント集のような舞台。
カーテンコールで温水さんがおっしゃっていた通り、初日らしい舞台だったのかも。
女同士の復讐コントで、大堀さんが橋になり温水さんがその橋を渡る・・・という場面がありました。
橋の下は設定上、底知れない谷。
落ちたら一巻の終わりなのに、温水さんが大堀さんの橋から落ちそうになっていて客席爆笑。
本気でしがみついている姿が、笑いを誘う。

他にハプニングとしては、温水さんのせき。
大堀さんに寄生する微生物役の温水さん。そもそもその設定からして変。
強暴な微生物なので、声が怪獣チックなのですが
あんまりにも怪獣チックな声を出し続けて、途中でむせてました。
またまた客席爆笑。
大堀さんも「そんな声出すから・・・」と慰めモード。
温水さんは『やってしまった』とばかりに、目を閉じ微動だにせず。
それが逆にツボにはまって笑い収まらず。

最初のうちは笑いに乗り切れないな~という感じもありましたが、
だんだんとテンションが上がっていき、最後の方はしっかり笑って、しっかり楽しめました。

温水さんの顔は凄いですね。1度見たら忘れられません。
温水さんの濃さを、ちょうど良い感じで薄めてくれるのが大堀さん。
カルピスウォーターの濃度。
温水さんだから笑ってしまう。というのは正直あるかも。でもいいですよ、それで。
だって、楽しいんだから。

カーテンコールで「チケット平日は特に余ってるから、宣伝して・・・」
とお二人がおっしゃってました。
重い気持ちにもならず、馬鹿笑いして帰れます。
公演は26日までです。詳細は→こちらから。

2/22 シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ

2006-02-23 00:37:18 | 舞台感想
2006年2月22日[シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ] 新橋演舞場 19:10~

作:木村錦花 
脚色:平田兼三郎 
脚本・演出:野田秀樹
出演:勘九郎改め勘三郎:守山辰次
   福 助:粟津奥方萩の江、姉娘およし
   扇 雀:妹娘おみね
   染五郎:平井九市郎
   勘太郎:平井才次郎
   七之助:宮田新左衛門
   弥十郎:八見伝内、宿屋番頭友七
   橋之助:町田定助、僧良観
   三津五郎:平井市郎右衛門
   亀蔵:からくり人形、番頭・番五郎
   小山三:芸者・お駒
   芝のぶ:芸者・金魚

しないでじらしてされるがジェラシー♪・・・ただ言って見たかった・・・(笑)
シネマ歌舞伎で[野田版 研辰の討たれ]を見てきました。
なんだかブレてますが、新橋演舞場!ホテルみたいな、素敵な劇場でした!
シネマ歌舞伎ですが人がいっぱい。


(幕見だったとしても。笑)2005年、中村勘三郎襲名披露公演で研辰を見たことを
私はこれからもきっと自慢し続けます!!自慢を自慢だと受け止めてくれる人のみに!!
歌舞伎役者と作家が堅くコンビを組んで、人気作品を上演していた時代がある訳です。
それを今現在、中村勘三郎と野田秀樹という形で見ることができた。
こんなに嬉しいことはない!嬉しすぎて誇りにすら思っちゃったり。
歌舞伎が動く大きな流れを感じられたような気がします。

若い人が歌舞伎をどんどん見て好きになっていかないと、この先歌舞伎は廃れていくはずです。
観客が少なくなるんだから、舞台として成り立たなくなる。
歌舞伎の感想を書こうと思うと、ブログという性質上どこか読まれることを意識して
「見始めて間もないから・・・」と遠慮がちになってしまう部分があります。
400年という歴史が持つ、プレッシャーw?
あとは長年歌舞伎を見ている人に対する引け目、かな。
でもその遠慮がちの一方で、それは違う!と反発する気持ちもあったり。
たくさん見ている訳ではないから、決まりごとを知らないのは当たり前。
その知らない中で歌舞伎を見て、なにをどう感じたか・・・
引け目も感じず、素直に歌舞伎を楽しむことが大切なんじゃないかって思います。
楽しむうちに自然と知識は身につけていけるはずだし、そのための努力も苦じゃない。

なんか、変な話になっちゃったけど、シネマ歌舞伎での研辰は文句なしに楽しめました。
3階で見ましたが1列目だったのでとても見易かったです。
後ろにも誰もいないので、前のめりし放題!楽だ~
上演前に勘三郎さんの挨拶がありました。グレーのスーツでカッコ良かった~。
勘三郎さんは17時からの部を見たそうですが、
どうやら録画日の自分の演技に納得いかないご様子。
「これ2000円?・・・300円ぐらいでいいです。(笑)」
「もっとできるんで、再演して、それを残したい。」云々。
再演もいいですが、私は[桜の森の満開の下]が見たいな。

さてさてシネマ歌舞伎ですが、生で見れなかった細かい表情や動きがわかるので、それは嬉しい。
映像もすっごく綺麗でさすがデジタル!
台詞もクリアで聞こえやすかったです。
でも生だからこそ味わえる臨場感とかは、しょせん映像・・・という感じは拭えないかな。
笑いの部分も、劇場で見ていれば笑えるのに、映像になるとイマイチ笑えなかったり。

辰次の生きたいという執念と、紅葉を重ねる台詞の数々・・・
なんで、あの曲をあそこで使う?曲名わからないけど、でも世界が一気に変わっていく。
いままでは笑っていたのに、がらっと雰囲気が一変して、
辰次の想いや、大衆の怖さなど・・・色んなものが見えてくる。
野田秀樹の世界に酔いしれます。

「女子(じょし)穴のむじな。」
もくだらないけど、言葉遊び。
「おなじ穴」と「女子アナ」を掛けている。気がつくと嬉しい。

ラストのシーンでは一つだけ文句を言いたい。
落ち葉はもっと引いた映像で見たかった。あそこで見たいのは落ち葉のアップじゃない!
思い出すだけでも涙が出てきそうな、あのシーン・・・
ゆらゆらと落ちてくる落ち葉がそっと辰次に触れるまで。
その『触れるまで』が見たいのに、落ち葉のアップじゃ、辰治との距離感がわかんないよ。
残念だ・・・どうにかならないの?

歌舞伎を見たことのない、いや、見たことあるけど爆睡した友達を今回誘いましたが、
ハワイに行くらしく断られました。ハワイには敵わないね~
でも歌舞伎を見る第一歩として研辰とかを見せれば間違いない!
私も研辰からでした。
研辰を見たら、今まで古臭いと思っていた『歌舞伎』全体がすごく面白いものに見えてきて、
もっともっと歌舞伎を知りたいという気持ちがふつふつと沸いてきた。

演舞場での上演は今日だけ見たいですが、これを皮切りに様々な場所で上演されていくんじゃないかと。
2000円と映画にちょっとプラスαの値段なので、歌舞伎を見たことない人にもオススメ。
きっと私みたいに「歌舞伎案外面白いじゃん」ってなる。
お値段気軽なところがシネマ歌舞伎いいな~。
シネマ歌舞伎も楽しみだけれど、ゲキ×シネでは[吉原御免状]やらないのかな。
やらないならさっさと、DVDを発売してほしかったり・・・堤×古田の殺陣が見たいです。そろそろ。

ってことで、シネマ歌舞伎[野田版 研辰の討たれ面白かったです!

初スズナリ

2006-02-22 00:30:04 | 演劇関連
O.N.アベックホームランBEST[ちがいます]を見てきました!大堀こういちさんと、温水洋一さんの二人芝居。普通に笑えます。普通に楽しかったです。詳しい感想はまた後日。とりあえず寝る前に携帯から更新してみました。
ちなみに明日はシネマ歌舞伎in新橋演舞場で[野田版 研辰の討たれ]を見に行きます。野田ファンとしては、見に行かないわけにはいかない!勘三郎さんの挨拶もあるそうで四倍ぐらい楽しみです。