はいはい、『ヅカビデオを見まくるの巻2』
2001年花組公演の『カナリア』見てみました!
作・演出:正塚晴彦
出演:匠ひびき、大鳥れい、春野寿美礼、瀬奈じゅん
遠野あすか、蘭寿とむ、舞風りら、未沙のえる
作、演出と出演者はこんな感じ。
この間見た、正塚先生の“演出家と語る”(だっけ?)で、
装置の大橋先生が絶賛していて、
時代が違うので、久世さんが話題についていけてなかった、
『カナリア』です。
またえらいコアな説明になってしまった。
↑を見たちょうど次の日ぐらいに、授業が休講になりまして、
その暇つぶしに「あ、カナリア見ればいいんじゃない?」と、
視聴覚室で見出したのが、キッカケ。
凄いよね、視聴覚室にカナリアあるって。
しかし、空き時間では見きれなかったので、今日祖母の家で見たのですね。
凄いよね、おばあちゃんちにカナリアあるって。
えっとねぇ~大鳥れい可愛いし、演技上手い!
娘役、娘役してなくって好き。
貧乏すぎて性格ひねくれちゃった女の子。
そこからお金があるだけじゃ手に入れられない、
本当の幸せを知るまでの過程。良いです。
金髪もお似合いです。
好きな娘役さんの一人になりました。
匠ひびき・・・チャーリーに関しては、
前に読んだ石井徹也さんのヅカ本を思い出した。
確か、
「目に鋭い狂気が宿る時が彼女にはあって、
それが良い方に向かえばいいんだけど、悪い方に行くとただ怖い。」
みたいな、そんな事を書いていた。と思う。
正塚先生もそこを見抜いて、チャーリーに悪魔の役を任せたんじゃない。
悪魔なら目にちょっとした狂気が宿るくらいが、かわいらしい。
悪魔養成学校の優秀生徒のチャーリー。
悪魔学校を卒業するために、人間界に降りて、
最初に出会った人間を不幸にする。
そんな話。
もちろん最初に出会うのが大鳥れい。
ここで間違っても未沙のえると出会ったりしない。
出会ったら、出会ったで面白いけどな。
人間の男じゃなくって、そもそも悪魔の男なので、
正塚先生お得意のハードボイルドさはちょっと弱め。
なんじゃないかな。(言切る自信がないw)
でも破綻のない話の展開なので、イライラせずに楽しく見れる。
そうそう、初オサアサってやつですか?
(オサアサとか言ってる自分、終わってる。と思うんだけど。笑)
トップがおちゃらけた弟キャラだと、それで作品つくるって難しいけど、
2番手、3番手ならおちゃらけられるんだよね。
あ、でも天海・久世はその逆もありか。
ゆりちゃんがおちゃらけて、久世さんが締める。
ま、それもそれでアリか。
あ、オサアサの話だ。
オサさんの神父が、すっ呆けててまた愛すべきキャラなんだよなぁ。
トップになったらこの役はできまい。
真面目すぎる性格で、不自然じゃない笑いをとれるのがいい。
狙った笑いってしつこかったりするし。
うん、やっぱこういうことできるから、正塚作品好きだぞ、私。
(外部で作品作っても、正塚先生は面白いはず。)
あさこさんはチャーリーの弟分。
「兄貴っ!」とか言ってるのが、またなんか可愛い。
これもトップの位置にいないからこそ出来る役。
なんじゃないかな。(やっぱり自信がない。笑)
チャーリー兄貴を慕っている感じが良く出てました。
ホームレス姿で人間界に降りていた未沙さんが、実は天使で、
悪魔界を追放されたチャーリーを、今度は天使として復活させる。
そこで話は終わり。
心結ばれた大鳥れいちゃんとチャーリーが二人でニコニコ。
なんて場面はないんだけど、
ないからこそ、
『きっと心入れ替えたチャーリーと二人、幸せになるんだろうな。』
と、想像らむハッピーエンド。
宝塚なんだから、ハッピーエンドどんとこい!だぜ。
嫌いじゃないんだ、べたべたなハッピーエンドは。(笑)
フジの名作ドラマ『ロングバケーション』の
「みなみ!」「せなぁ~!」「みなみ~!」「せなっ!」「みなみっ!」
を何度見返した事か・・・ww
瀬名(瀬奈じゃない。笑)「ハイって言わないとチューするよ。」
南(口にチャックをする仕草。)
いいよねぇ・・・。(笑)
あれ?口にチャックする前に、声に出さず涙目で「ハイ。」って言うんだっけ?
うわ、確認しないと。確か言うんだよな、南は。
リンクからウィキペディアに飛ぶんですが、この記述間違ってるな。
フジのチャンネルα枠で再放送されたはずよ、ロンバケは。
たしか、チャンネルαが出来て、一番最初に放送したのがロンバケだもん。
ちなみに私はこの再放送時録画したビデオを後生大事に持ってます。
ロンバケ以来、TV画面に姿を見せなくなった山口智子だけど、
未だに彼女には憧れを抱く。
それっほど葉山南、山口智子は素敵だった。
「三波春夫のみなみでーす。」
は三波春夫が誰だかわからなくても、ちゃんと覚えてる。
南の真似して言えるぜ、この台詞。
10年前、私10歳の時のドラマだけど、
ホント、今でも好き。
不朽の名作。
だから、なんでロンバケの話になった?
あぁ、べたべたなハッピーエンドが好きだって話からだ。
思いもよらぬところで、ドラママニアを発揮。
ドラマ好きは、私の舞台好きの始まりです。
で、カナリヤだけど、
カナリアはまぁなんだ、幸せの象徴って言うか、
フンが薬になるモノというか、
しっかり通して見たわけじゃないから、ちょっと掴み切れてないかな。
ただずっと未沙さんはカナリアを連れてるからね。
また、フツーに面白い作品でした。
私、宝塚には「フツーに面白い作品」はない。
と思ってたんだけど、あるんだよね。
それを最初に教えてくれたのが、正塚先生と久世さんの
『バロンの末裔』なんで、気分が乗った時に、
ちょこちょこ、これからも過去の正塚作品を追ってみようと思ってます。
そうそう、宝塚も作・演出で作風が全く違う。
っていうのも今は当たり前の事として受け止めてるけど、
最初は結構衝撃だったなぁ~
どれだけ偏見で頭ん中塗り固められてたか、ってことだよね。
宝塚見ず嫌いの過去の私みたいな方、
一度、偏見取っ払って見てみても良いかもよ。
って、誰に向かって言ってるんだか。(笑)



カナリアの感想と、ロンバケへの熱意と情熱と熱い想いでした。
もし、万が一、千が一(減ってる!!笑)
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2001年花組公演の『カナリア』見てみました!
作・演出:正塚晴彦
出演:匠ひびき、大鳥れい、春野寿美礼、瀬奈じゅん
遠野あすか、蘭寿とむ、舞風りら、未沙のえる
作、演出と出演者はこんな感じ。
この間見た、正塚先生の“演出家と語る”(だっけ?)で、
装置の大橋先生が絶賛していて、
時代が違うので、久世さんが話題についていけてなかった、
『カナリア』です。
またえらいコアな説明になってしまった。
↑を見たちょうど次の日ぐらいに、授業が休講になりまして、
その暇つぶしに「あ、カナリア見ればいいんじゃない?」と、
視聴覚室で見出したのが、キッカケ。
凄いよね、視聴覚室にカナリアあるって。
しかし、空き時間では見きれなかったので、今日祖母の家で見たのですね。
凄いよね、おばあちゃんちにカナリアあるって。
えっとねぇ~大鳥れい可愛いし、演技上手い!
娘役、娘役してなくって好き。
貧乏すぎて性格ひねくれちゃった女の子。
そこからお金があるだけじゃ手に入れられない、
本当の幸せを知るまでの過程。良いです。
金髪もお似合いです。
好きな娘役さんの一人になりました。
匠ひびき・・・チャーリーに関しては、
前に読んだ石井徹也さんのヅカ本を思い出した。
確か、
「目に鋭い狂気が宿る時が彼女にはあって、
それが良い方に向かえばいいんだけど、悪い方に行くとただ怖い。」
みたいな、そんな事を書いていた。と思う。
正塚先生もそこを見抜いて、チャーリーに悪魔の役を任せたんじゃない。
悪魔なら目にちょっとした狂気が宿るくらいが、かわいらしい。
悪魔養成学校の優秀生徒のチャーリー。
悪魔学校を卒業するために、人間界に降りて、
最初に出会った人間を不幸にする。
そんな話。
もちろん最初に出会うのが大鳥れい。
ここで間違っても未沙のえると出会ったりしない。
出会ったら、出会ったで面白いけどな。
人間の男じゃなくって、そもそも悪魔の男なので、
正塚先生お得意のハードボイルドさはちょっと弱め。
なんじゃないかな。(言切る自信がないw)
でも破綻のない話の展開なので、イライラせずに楽しく見れる。
そうそう、初オサアサってやつですか?
(オサアサとか言ってる自分、終わってる。と思うんだけど。笑)
トップがおちゃらけた弟キャラだと、それで作品つくるって難しいけど、
2番手、3番手ならおちゃらけられるんだよね。
あ、でも天海・久世はその逆もありか。
ゆりちゃんがおちゃらけて、久世さんが締める。
ま、それもそれでアリか。
あ、オサアサの話だ。
オサさんの神父が、すっ呆けててまた愛すべきキャラなんだよなぁ。
トップになったらこの役はできまい。
真面目すぎる性格で、不自然じゃない笑いをとれるのがいい。
狙った笑いってしつこかったりするし。
うん、やっぱこういうことできるから、正塚作品好きだぞ、私。
(外部で作品作っても、正塚先生は面白いはず。)
あさこさんはチャーリーの弟分。
「兄貴っ!」とか言ってるのが、またなんか可愛い。
これもトップの位置にいないからこそ出来る役。
なんじゃないかな。(やっぱり自信がない。笑)
チャーリー兄貴を慕っている感じが良く出てました。
ホームレス姿で人間界に降りていた未沙さんが、実は天使で、
悪魔界を追放されたチャーリーを、今度は天使として復活させる。
そこで話は終わり。
心結ばれた大鳥れいちゃんとチャーリーが二人でニコニコ。
なんて場面はないんだけど、
ないからこそ、
『きっと心入れ替えたチャーリーと二人、幸せになるんだろうな。』
と、想像らむハッピーエンド。
宝塚なんだから、ハッピーエンドどんとこい!だぜ。
嫌いじゃないんだ、べたべたなハッピーエンドは。(笑)
フジの名作ドラマ『ロングバケーション』の
「みなみ!」「せなぁ~!」「みなみ~!」「せなっ!」「みなみっ!」
を何度見返した事か・・・ww
瀬名(瀬奈じゃない。笑)「ハイって言わないとチューするよ。」
南(口にチャックをする仕草。)
いいよねぇ・・・。(笑)
あれ?口にチャックする前に、声に出さず涙目で「ハイ。」って言うんだっけ?
うわ、確認しないと。確か言うんだよな、南は。
リンクからウィキペディアに飛ぶんですが、この記述間違ってるな。
フジのチャンネルα枠で再放送されたはずよ、ロンバケは。
たしか、チャンネルαが出来て、一番最初に放送したのがロンバケだもん。
ちなみに私はこの再放送時録画したビデオを後生大事に持ってます。
ロンバケ以来、TV画面に姿を見せなくなった山口智子だけど、
未だに彼女には憧れを抱く。
それっほど葉山南、山口智子は素敵だった。
「三波春夫のみなみでーす。」
は三波春夫が誰だかわからなくても、ちゃんと覚えてる。
南の真似して言えるぜ、この台詞。
10年前、私10歳の時のドラマだけど、
ホント、今でも好き。
不朽の名作。
だから、なんでロンバケの話になった?
あぁ、べたべたなハッピーエンドが好きだって話からだ。
思いもよらぬところで、ドラママニアを発揮。
ドラマ好きは、私の舞台好きの始まりです。
で、カナリヤだけど、
カナリアはまぁなんだ、幸せの象徴って言うか、
フンが薬になるモノというか、
しっかり通して見たわけじゃないから、ちょっと掴み切れてないかな。
ただずっと未沙さんはカナリアを連れてるからね。
また、フツーに面白い作品でした。
私、宝塚には「フツーに面白い作品」はない。
と思ってたんだけど、あるんだよね。
それを最初に教えてくれたのが、正塚先生と久世さんの
『バロンの末裔』なんで、気分が乗った時に、
ちょこちょこ、これからも過去の正塚作品を追ってみようと思ってます。
そうそう、宝塚も作・演出で作風が全く違う。
っていうのも今は当たり前の事として受け止めてるけど、
最初は結構衝撃だったなぁ~
どれだけ偏見で頭ん中塗り固められてたか、ってことだよね。
宝塚見ず嫌いの過去の私みたいな方、
一度、偏見取っ払って見てみても良いかもよ。
って、誰に向かって言ってるんだか。(笑)



カナリアの感想と、ロンバケへの熱意と情熱と熱い想いでした。
もし、万が一、千が一(減ってる!!笑)
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