竹取物語

　私たちの年代の方なら一度は読んだ「かぐやひめ」の
お話。作者不詳千年もの昔に物語として書かれたものである。
絵本や文庫本で読んだことはあったが、今回３０分もの
長い語りを聞くことが出来た。北総線　筑波エクスプレスと
高い運賃の電車にのり２時間かかって年に２回の大人のための
お話会。いつも満足するお話が満載なのだが「かぐやひめ」の
語りにであえてほんとうに良かった。
　頂上は高い。まだまだ高見を目指して。一歩一歩。あちらの
世界からの御呼びは今少し先にします。

不思議な絵

　久しぶりに展覧会に出品したと知らせを受けて見に行った。
１０年くらい前にとある小学校の片隅でいろいろな問題を
かかえた子どもたちと出あう日々をすごしていた。その時の１人で
絵が好きな子どもがいた。とても寡黙な子どもだった。
毎日ひたすら絵を描いていた。絵を描く紙を沢山用意してあげると
とても喜んだ。今この絵がなにを語りかけているのだろうか？
私は深くて動きがあって言葉では言えない美しさを感じた。