WSJ「この会見では無罪を晴らすことになりませんが、これからも逃亡者として生きるの?」
ゴーン「私はミスター不可能。不可能と言われた日産も立て直した。成し遂げてみせる。」
CNN「ただ日本の独房からレバノンという独房に移動しただけじゃないの?何故フランスに行かないの?」
ゴーン「たしかに国際手配されているが、私は自分の意思で喜んでレバノンにいます。」
レバノン記者「イスラエルに行って高官と写真を撮ったことは?」
ゴーン「レバノン人としてでなくルノーの立場としてフランス人として行っただけ。」
レバノン記者「フランス人として行ったといったが、2008年にも高官と会ってますよね」
レバノン記者「レバノン人が多く捕虜となってた時期です。レバノン人として謝罪しますか?」
ゴーン「イスラエルのレべノンへの攻撃は許せません。」
ゴーン
「日本を心から愛している。
正義こそが名声を取り戻す手段。
日産の価値を取り戻すにはそれしかない」
「(11年の東日本大震災で)津波が起きた時、
誰より早く日本に戻り、福島(第一原発)の近くの、
いわきのプラントに行った。誰も行かなかったが、
現地でサプライヤーとともにやろうと言った」
「子どもは日本で教育を受けた。
日本を愛している。
なぜ、日本のために良いことをしていた私を悪人にしたのか、
分からない」
「日本のメディアはいるか?」
テレビ東京
「あなたは日本で尊敬されているが日本の法律を犯している。
それは間違いでは? 日本国民に教えて欲しい」
ゴーン
「日本で尊敬されているCEOだったし、
今も一部の人にとってはそうだ」
「多くのプレストのミーティングもあった。
好意的でないメディアの取材も受けたが、
彼らも日産を復活させたことも異論はない」
「保釈中に出国するのは問題かもしれないが、
その前に検察が10件の違反をして誰も追求しない」
「あなたもご存知だろうが、
日本では検察官の情報漏洩は禁じられている。
でも、検察はメディアに情報をリークしている。
でも誰もとがめていない。
私が法律違反が問題なら、
検察が10件の不正をして良いのか?」
「それは正常な司法制度とはいえない。
司法制度に拒絶された状況で
どうやって自分を守ればよかったのか」
「自分にかけられた嫌疑について
どうやって弁護できるでしょうか」
「日本はそんな国であってはならない」
「率直に言って、
そんな国であってはならないと思います。
日本を愛し、日本のことを愛しています。
日本の人々は私にとてもよくしてくれた。
日本を傷つけようとしているわけではない。
でも、なぜ、悪意で迎えられ、
テロリストのように扱わなけらばならないのか?」
小学館
「なぜ日本メディアは少ないのか」
ゴーン
「日本メディアを除外しているわけではない。
たくさんのメディアがいる。
客観性を持った記者に来て欲しいと考えていた」
「私は客観的に分析・報道する人間と話したい」
「あなた方を入場の対象にしたのは、
あなた方のみが、客観的に報道してくれると思ったからです。
事実を分析して、報道して下さる報道機関のみに
入って欲しかったです」
「場外にいるメディアの方に
反感反論を持っているわけではありません」
「(入場を許可しなかった日本の報道機関について)
日産や検察側の言うことしか報道しない。
批判精神が全く欠けているからです」
「偏った視点を持った人たちが
正しい分析ができると思わない。
だからと言って逃避している訳ではない。
BCC、CNNなど様々なグローバルメディアがいる。
大きなメディア会社から追及を受けるかもしれない。
ただ、14カ月間厳しい質問に私は耐えて来た。
ですので、厳しい質問に応じる用意はある。
会見場は限られたスペースで、
そうした理由で日本のメディアが少ないという印象を
受けたのかもしれない」
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