高ボッチ高原の朝は寒い

朝から快晴の天気。
高ボッチ高原は肌寒くもう晩秋と思わせる朝である。
日の出は逃したものの富士山が霞みの中から浮かび上がる。

やはり何と言っても目が行くのは富士山。
岡谷の高台から見る富士山もいい。
...が諏訪の盆地と富士山のコラボレーションはいつ見ても素晴らしい。

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富士山と鋸岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山と連なる連峰。
遠く聳えている。
雄大な景色と真っ青な秋空である。

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また、富士山の右手には八ヶ岳連峰が連なり諏訪盆地が形成されている。
諏訪の地形は高い山に囲まれている盆地である。
ススキの穂が風に靡き空にはアキアカネ。
まさに秋本番の高ボッチ高原である。

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この地に住めば都。
冬は厳寒であるが山の景色は換え難いものがある。
アキアカネが草の頭に鈴なり。
翅を休め寒さを凌いでいるようだ。



高ボッチ高原から西にひろがる北アルプス。
常念坊、槍の穂先、穂高連峰が一望である。
秋の気配が日毎に強くなる信州。
氷の便りもちらほらと聞こえてくるこの頃である。

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