お正月ではございますが・・・
昨年10月には、急遽の当ブログ停止という事態になってしまい、多くのユーザー様には本当にご迷惑をおかけしました。
今でも、はっきり「あの時、あぁだったのが原因」ということは分からないのですが、事態の経緯を簡単に振り返ってみたいと思います。
少し長文となります。
昨年10月初めにうちの息子の運動会がありまして、ずっと参観のつもりが、「つなひき」競技にPTAの保護者も参加することになり
ました。準備運動もしていない中「大丈夫かなぁ・・・」という不安はありました。その予感はあたり4連戦が待っていました。
もう膝や腰はガクガクです。それでも弱みを見せたくないので、「大丈夫！」とPTAの人達の前では気丈に振舞っていました。
その週にしばらくして、やはり、腰が痛み出し、マッサージ店へ行きました。「凄く張ってますねぇ。」と言われながら施術してもらい
ました。いつもは、スッキリして帰るのですが、この時はちょっと違いました。
「何か・・・、おかしい・・・」
そんな訳で、今度は、自宅近くの整形外科へかかりました。レントゲンを撮ってもらいましたが、「坐骨神経痛」と言われました。
それから、どんどん膝が痛くなっていき、ついには、曲げても伸ばしても、何をしても痛くなりました。座れない、立てない、じっとして
いられない、歩き出すと自分の意志で止まれない。「こんなことがあるのか・・・」と思うほど、症状はどんどん悪化していきました。
こんな症状のまま、今度は、自宅近くで評判の鍼灸院へ行きました。
たくさんの針を体中に打ちました。東洋医学の見立てでは、「自律神経ですね。」と言われました。
この後が大変でした。
とにかく寝れない。もう体と頭は、フラフラで、1秒でも眠りたいのに・・・、寝れない。
信じられないかもしれませんが、「座る」「横になって寝る」という行為がどうしてもできないのです。
無理に寝ようとすると、身体の緊張や強張りによって、今度は呼吸が出来なくなります。
不眠状態が3日、つまり72時間続きました。
次の日、ついに耐えられなくなって、母に付き添ってもらい、主治医の居る総合病院に行きました。
先生は、その症状を診るなり、「神経性のものですね。自ら自制しようと頑張ってますが、上手くコントロールできていないようです
ね。」と言われ、薬の処方箋を作成してくれました。
別の科では、万が一の事もあるので、車椅子の使い方、松葉杖の使用方法などのレクチャーも初めて受けました。
「急性症状なので、もし、この薬で、症状が治まらなければ入院ということになります。」
この時、何故か自然に「この先生の診断を信じてみよう。」と心の底から思えました。
その日の夜、薬の効果によって自然と身体の緊張がほぐれてきて、72時間眠れていなかったのが、ぐっすりと寝ることができました。
次の日、入院手続きの取り下げと再診のため、再度、病院を訪れ、何度も主治医に御礼を言いました。
「眠れていないのに日常の事がきちんとできているというのは危険信号ですからね。気をつけて下さい。」と言われました。
こんな調子で私の10月があっという間に過ぎていきました。
闘病中は本当に「この病、治るのかな・・・」と不安に陥ったのも事実です。
でも、お蔭様で、何とか無事に元気に復活することができました。本当に有り難いなと思います。
まず、見守ってくれた家族、両親。色々な病院の担当医の先生、そして何より主治医の先生に感謝申し上げたいと思います。
そして、当ブログのユーザー様にお詫びとともに御礼を申し上げたいです。有難うございます。
最後に、この闘病生活の間、「きっと大丈夫・・・！」と思わせてくれたものがあります。それは、今でも何故そんなふうに思えたのかよ
く分からないのですが、確かに誰かに励まされているような・・・、そんな見えない力というかパワーを感じました。
その力にも感謝したいと思います。
それからの私は、ライフスタイルがらりと変わりました。
炭酸飲料、お菓子を止めました。 野菜ジュースを飲み、少しずつジョギングを始めるようになりました。
今までは、「健康なんて後回し」と思っていましたが、今では「健康第一」です。
そうすることで、自分自身、自然と笑顔も増えてきたような気がします。
これから、再発しないように気をつけたいと思います。
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