春闘は終焉したと言われています

アメリカ牛肉の輸入再開を真剣に検討しているパーシーです。

ライス米国務長官は一刻も早い再開を望んでいますが、小泉首相、言ってやって！
ライスだけに「来週再開」とか。冗談はさておき。

昨年まで私は労働組合の副執行委員長でした。その下部労組では書記長をやっていた
頃を含めると都合６年間、組合活動に従事していた訳です。

最近の若者の労働組合離れはかなり顕著に見られ、ストライキを知らないどころか
労働組合がないという会社も珍しくありません。

事実、私の組合でも「組合って何をしてるのか良く分からない」という組合員の
声が多かったわけですから。

さて、何故私が組合の役員をやり始めたかと言うと、そこには自社の人間しか
知らない社員になりたくなかったという思いがありました。

当労組はグループ会社を横断的に組織していたので、グループの中核会社５社から
役員を選出していたのです。

そこには、同じグループ会社でも全く違った業種、業界に身を置く人達との
意見交換の場があった訳です。もちろん、グループ外との交流も他労組という形で
ありはしましたが。

結局、労働環境の改善の為に立ち上がり、経営陣と一戦交えてやろう等という
前近代的な思想を持ち合わせていた訳でもなく、言ってみれば自分の興味を
実現するための労働組合入りだったことになってしまうかも知れません。

しかしながら、活動をしてみるといろんなことに目を向けるようになり、それなりに
自分自身の成長の糧となったと言えるわけです。

実は今回もしも昇格試験に合格したら、管理職となるわけですから組合から脱退する
ことになります。それが妙に寂しい気がして記事にしてみました。

【ＴＢ】春闘の話でねおっちにＴＢ