米のきのした 大阪河内長野の米屋の嫁ブログ

大阪 河内長野市北青葉台にある米屋の嫁です。

おぼろづき

2009年05月28日 | 米屋業
先日、北海道産「おぼろづき」のサンプルを卸さんから頂きました。

「おぼろづき」は最近まで道内でしか販売されておらず、

生産量もまだ少ないそうで珍しいとのこと。

この「おぼろづき」はアミロース含有量が低く、粘りのあるお米だそうです

一般的にお米のデンプンは「アミロース」と「アミロペクチン」から成り立っており、

アミロースが少ないほうが粘りのあるお米になります。

アミロースが多いと、粘りの少ないパラッとしたお米になります。

ちなみにアミロース0がもち米です。

おぼろづきはアミロースが14%と低アミロース米です。

炊飯してすぐ混ぜたとき、モッチリしていて、色もマットな白色。

米粒は縦長で、「のびのび」より縦長と感じました。

粘りもあるのですが「ネバッ」とした感じではなく

「モチッ」とした食感、独特の舌触りと、上あごから鼻に残る独特の匂い。

濃いオカズが合いそうなご飯です



当店では粘りのあるお米で「ミルキークィーン」を扱っているので、

店頭には並びませんが、色々なお米を試食するのは楽しいです











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