人生悲喜こもごも

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ドラフトの目玉、辻内投手を獲得した巨人の責任は大きい・・・

2005-10-13 09:33:43 | 野球・サッカー
■巨人は、ドタバタの末に今年のドラフトの目玉の大阪桐蔭・辻内投手を獲得した。

20年に一人の逸材といわれる投手。今年の夏の甲子園でMAX156㌔を出し、大リーグのスカウトもビックリ。

そんな人材が、練習が一番楽で、若手育成がうまくないといわれる巨人にいってしまう。


ところで、ここ最近巨人が獲得したドラフト1位の選手が大成した例はほとんど記憶にない。
去年活躍した真田はどうなったんだろうか。

巨人ほど若手にチャンスを与えられない球団もない。FAや外国から実績のある選手を簡単に獲得してしまい、若手の居場所を剥奪、やる気をなくさせて、せっかくの成長の芽を積んでしまう。


そんな繰り返しをしている巨人は、今変貌をとげようとしている。
清原の退団。彼ぐらい集客力のある人気選手はいないが、戦力上今の巨人にはいらない。そして、ローズ、元木、後藤・・・


球団の存在目的は、あくまで「優勝すること」であり、そのために必要なことは、戦力を増強すること。
そして強くなれば、人気も高まり、自然とファンは球場へ足をはこび、球団経営も安定する。そして、さらに強くなる。


その戦力増強に向けて、①集客力のある実力(人気)選手を集めて補強、②生え抜きの選手を育成する、の方法があるが、これからの巨人は果たしてどっち?
そろそろ、増強するにしても、戦略の見えない、安易な補強に終始するのではなく、地に足を着けて選手をしっかり育成する方向に転換することが必要だろう。
そうでもしないと、チームに活力も選手のモチベーションもあがらないし、コーチなどの指導者も育たない。

辻内選手が入団後、何年かして、巨人に入って良かったといっているだろうか。

球界の至宝として磨けば光り輝く可能性のある人材を預かった今回の巨人。よほど責任は大きい。

p.s. 
辻内もだが、広島・広陵高校出身の西村投手がこれから大成するかどうか、が気にかかる。

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