心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

じつはよくある近親姦の病理

2007-01-10 19:44:24 | 心の闇と重大事件
最近の「兄の妹殺人」の事件報道によれば、

近親姦を疑わせる部分も出てきているけれど、

この「近親姦」ということをとりだしてみれば、

家庭内で起こることなので、まれにしか社会に現れてこないだけのことで

本当は、けっこう起こっていることなのです。


新年早々えらいテーマですが、起こったことですからお話します。


おもに、父親が娘に対して起こすケースが多いようですが、

ここでそのような父親の心的な原因を考えるとすれば、

当然、妻との心的な関係の破綻が考えられます。

その時点から双方ともうつ病に陥っていきます。

もちろん、それだけではありませんが一つの大きな要因となっています。


そして、この娘さんがいつまでも性的虐待を受け続けたという場合には

母親もこの父子の関係を知っていて知らない素振りをしていたと思ってまちがいありません。・・・


そうすると、

この先この娘さんにはどんな苦悩が降りかかってくるかというと、

社会に出立すること、自立することがとても困難になり、

もし社会参加できても、

人間関係において皮肉にも、どうしても性的なすり寄り方をする傾向が表われますでしょう。

そのようにしていかないと、離人症状態でないときには、

たえず襲ってくる不安緊張症と抑うつ症の波にとても耐えられないわけです。


この対策としては、

イメージ法によって、父親の性的イメージを遠ざけること。

また、

言語脳のトレーニングによる性格の改善と、呼吸法を

毎日続けることに懸かってきます。


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