心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

仮病と病をつくることと

2007-01-20 09:28:07 | のほせんの心理カウンセリング
昨日もマネックスの松本大CEOが「仮病」についてつぶやいておられたが、
その中で「逆仮病」というユニークな言葉を表現されていました。

「空元気で武装」するということでしょうか。

すべからく働く人はこちらの線で
自分の姿勢を意識的に支えているものです。

また仮病はともかく、
自分から「気の病」をつくっていく人がいます。

まあ、この傾向の方は
それゆえに気の病に陥ってしまわれるわけですが。・・・

いわば、どんどんと自分の「気持ちの世界」という、
何か自分を限りなく守り包んでくれそうな、そんな世界を求めて
退行しようとします。

気持ちの世界に内向(退行)すると、
自分を都合よく擁護するための、言い訳・自己解釈は
いくらでも湧きあがって来ますから。・・

そこに危険なワナが待っています。

たしかに一時の癒しになったとしても、そんなことをくり返しているうちに

やがては自己乖離や回避逃亡癖にとりこまれて

戻るべき現実さえ、

その人の目にはもはや、ゆがんで見え、

正しく映っていないことになるでしょう。

あるいは正視することもできない自分がいるでしょう。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。