ずい分と間が空いてしまったこのコラム、
やっと書き継ぐことができましたー! . . . 本文を読む
先日の事です。
外見はしっかりしてそうに見えるクライアントの女性が、
泣きそうな顔でこうおっしゃったのです。
「先生、
この夏から職場のトップの方のことが気になって気になって、
家に居ても頭に出てくるんです!」
「ご自分はその方をどのようにお考えですか?」
「ただ怖いのです。そばに来るとドキドキしてモノも言えなくなります。
いえ、その上司がそばにいるわけじゃないんですよ、ほとんど別の部署に . . . 本文を読む
「私はそんな妙な言い訳をしていない」
とおっしゃる大勢の方にも、多かれ少なかれ、
人はこのような「自己解釈」を無意識に行なっているものなのです。
ですから、
この種のスキゾフレーニー的な心的領域は、
じつは誰にも起こり得ると考えておく方が自戒にもなるわけです。
他人のことだからよく見えるだけのことで。・・
当のクライアントは、
そのような一種の強迫性不安を抱えていて、
「本当 . . . 本文を読む
「感染」状態にはまってしまったら、
もう観察も分析もできなくなり、
そのショックからそのままカウンセラーを辞められた人もいました。
そういったことではけっこう危険な職業かなとおもいます。
心の病の構造は、みなさんが思っているほど甘いものではなく、
みなさんが考えているほど怪奇なものでもありません。
症状(結果)があって、
根の深いところで原因が見つかるのですが、
これ自体の構造 . . . 本文を読む
カウンセラーとクライアントとの関係でいえば、
友好的でリラックスした状態をつくることは大切なことです。
そこにもっていくだけでもたいへんといえばたいへんです。
そのうえで、カウンセラーはクライアントの話の内容をていねいに解きほぐしていきます。
つまり、このときのカウンセラーの頭の中では、
クライアントの言葉の現実からの乖離性、脈絡の整合性をまず観察して、
つぎに、
「クライアントは何 . . . 本文を読む
みなさんご無沙汰いたしました!
テツ兄さんがようやく帰ってまいりました。
ホームページをご覧いただいている皆さんにもご心配をお掛けしましたー。
何してたのかというと、カウンセラーのお仕事ですが、
その他に
イメージ療法の症状別対応プログラムの作成とか、
対応後のチェックや
毎日掛かってくるHさんとのおはなし(この方はいつしかわたしのクライアントになってる不思議な人)、
他にもホームページの改善 . . . 本文を読む
時代はまさに「心の病」が関を切ってあふれ出ている状況だといわれています。
日本中の人の九割がカウンセリングを必要としている現代では、
「自分の心の病」に気づいていない人の方が多数を占めているということです。
これは本当に困ったことです。
なぜなら、「心の病」は放っておいて自然に治るものではないからです。
それは次第に、
自分自身に固執・執着した負の記憶・想い・思考が
無意識にどこまでも果てし . . . 本文を読む
みのもんた氏の、おもいっきりテレビ・身の上相談コーナーのキーワード(基準)は、
みのさんが身につけて来られた、みの流ではあるが
いわゆる「社会性」にあると言えます。
ここは決して、
単にみのさんのキャラクターのパフォーマンスに依っているわけじゃあない。
だからこそ、
その基準から外れた行為は、みのさんに指弾されて切り捨てられることになる。
それが、「大人としての社会性に立っているかどうか? . . . 本文を読む