心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

カウンセリング・「心の病」の現代

2006-09-19 09:24:16 | のほせんの心理カウンセリング
時代はまさに「心の病」が関を切ってあふれ出ている状況だといわれています。

日本中の人の九割がカウンセリングを必要としている現代では、
「自分の心の病」に気づいていない人の方が多数を占めているということです。

これは本当に困ったことです。
なぜなら、「心の病」は放っておいて自然に治るものではないからです。

それは次第に、
自分自身に固執・執着した負の記憶・想い・思考が
無意識にどこまでも果てしなくくり返され、
堂々巡りに終始するという現実乖離を起こし続けることによります。

また、軽い重いの差異はあっても心の病の主たる実態といえるでしょう。

そのようにして長い年月を無為に過ごす人が大勢おられます。

軽い場合でも、その思考パターンから自力で抜け出られる方は稀です。

その人を心の負の淵から引き出すのがカウンセラーの役目です。


もっとも「心の病」とは何か?
それがよく解らないのがフツーです。

それが他人にも症状としてハッキリと認知されるときに始めて自覚できるからですね。
まっ、「今日から、何か変?」とハッキリ分かるものではないだけに、
非常に厄介なところです。


ただ、こんなことを知っておかれたら良いとおもいます。

1・よく特定のもの事にストレスを感じて、後回しにしたり、放置する人。

2・家族の誰かにずっと悪感情を抱いて来た人。

3・学校や職場で、人をイジメて来た人。また、イジメられて来た人。

4・よく自分の過去を振り返って、ああだこうだと考えている人。

5・誰も自分のことを評価してくれないという不満を持っていて、
  他者に悪感情を抱いている人。
  あるいは非現実的な空想・夢想をよくする人。

他にもありますがとりあえず、以上のようなことを自覚される人は
たとえどんな事情があったとしても、
自分は何にも悪くなかったとしても、
心の屈折を免れなかった人といえるでしょう。

それだからこそ、
その事情=すなわち生育暦を含めたカウンセリングを
積極的に受けることによって、

今までとはちがう方向を歩まれることを切に願います。


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