(有)大津屋 駅前本店

湖西の限定酒 ”これっきりごめん”
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ピンガを飲んで「ピンガ」になろう!!

2009年03月20日 08時54分23秒 | ひとりごと
 「ブラジル焼酎のおすすめ」
 中南米はラテン・アメリカとも呼ばれるように、ほとんどの国の公用語がラテン系のスペイン語である。その中でブラジルだけは、同じくラテン系ながらもポルトガル語だ。
 砂糖キビを原料とする蒸留酒は、スペイン語の国では「ラム」というが、ブラジルでは「ピンガ」と称する。名称の違いのように、味も少々異なると思うのは気のせいだろうか。
 情熱をかき立てるようなこの酒は、ブラジル国内各地の特徴があるのか、味もいろいろで、日本の焼酎のようだ。いうなれば、ブラジル黒糖焼酎ということになろうか。
 その高級品の代表たる「ヴェイリョ バレイロ」は中国焼酎たる白酒(パイチュウ)の王、芧台酒(マオタイチュウ)を思わせる香と味わいだ。
 その他、ロシア焼酎ウォッカに匹敵するもの、ドイツ焼酎シュナップスやオランダ焼酎ジェネトバ、フランス焼酎オ-ドヴィなどを連想させるもの等々、地球規模の夢を見ながら飲むのも楽しい。
 ところで、このピンガという名称は、隣接のスペイン語の国々、すなわちラム酒の地域では、口に出してはならぬ。両言語とも、ラテン語から生まれた兄弟語だが、ピンガだけは意味が大違いだ。
 ある男が、ブラジルでピンガの味を覚えて病みつきになった。
近隣のスペイン諸国でも通じるだろうと思って、酒場で勢いよく「ピンガ1本!」と注文したところ、客達が腹をかかえて笑い転げたという。
 ?!?!?!  無理もない。
 スペイン語の国では「ピンガ」とは、男性自身の巨大にして逞しいもののこと、すなわち巨根。では、並大のものはというと、それは「ピンチョ」、子供みたいにチャッコイものは、「ピコ」というのだそうだ。
 何と、感じのよく出た言葉ではないか、とその男は言っていた。(その男とは、惜しくも故人となった開高健 氏である。)
 ピンガを飲んで「ピンガ」になろう。
「酒在湖西」 おおつやグル-プのピンガポンタル、ピラスヌンガ、ヴェイリョ バレイロをお試しあれ。(要予約)
  あなたのピンガに乾杯!!