釜山旅行－2004夏(4)

韓国へ行くと必ず食べるものがあります。
それは、屋台で食べるおでん。
おでんは、韓国と私を結びつける大切なアイテムなのです。



初めて韓国へ行ったのは10年くらい前の冬。まだビザが必要なときでした。隣の国といわれていても韓国旅行は今ほど馴染みある旅行先ではありませんでした。
友人達と想像以上に底冷えのする舗道を歩いているとサラリーマン風の男性がポツンと出ていた「おばちゃんの屋台」前に立ち止まりおでんを食べ始めました。
「うわ～あったかくておいしそう！」友人達とその屋台へ。
サラリーマンをまねて、串を一本ずつとりぺろりと一本目を平らげました。韓国のおでんってみんな串刺し。しかも具が大きい！
私達は、2本目の串を取りお金を払ってお行儀悪くホテルへ向かって食べ歩きをし始めました。すると・・・
「オイッ！コラッ！バカヤロー！！」と日本語が聞こえるのです。「？？？」と思って振り返ると、屋台のおばちゃんがニコニコしてこっちを見ているのです。
あの言葉に、ニコニコ笑顔ってなんだか奇妙な感じです。私達は「おばちゃんの屋台」のところへ戻って「何？」と、聴くとおばちゃんは手振り身振りで、「串は置いていけ！」というのです。私達は串は使い捨てだと思っていたのですがこれはリサイクルされまた新しい具をさしては鍋でゆでられ他の人の口に入るのです。一瞬「マジかよ！」って思ってしまいましたが、それ以上におばちゃんの使った日本語にショックを受けたのです。
おばちゃんがしゃべった日本語は「オイッ！コラッ！バカヤロー！！」だけです。日韓の間には暗い歴史があることをそのとき体感したのでした。
おばちゃんは私達が串を素直に返却すると「おやき」を焼いて持たせてくれました。新聞紙にくるんで早く持って帰りなさいとばかりに。
と、言うわけで私はおでんで韓国とつながっているのです。

釜山はソウルではあまり見かけなかった「豚料理」がおおかったよ。写真にあるのは「蒸し豚盛り合わせ」スモールサイズ2人前ってことだけれど付け出しをあわせるととてもとても二人じゃ食べきれない量。韓国にいくといつもすごいもてなしを受けているような気になってしまうのだ。

でも私が好きなのはやっぱり屋台。
朝の散歩の途中にチヂミで腹ごしらえ。チヂミを注文するとおばちゃんは手際よく暖めなおしてくれて一口サイズに切り分けてくれます。とっても親切！
ちなみにチヂミは、たこや干しえびなど具沢山のお好み焼き。
よく似たもので「パジョン」というのがあるけれど、それは具は主にねぎなのだ。塩で食べるとおいしいよ。

写真に撮り忘れたけれど、「ミルミョン」という麺類も食べたんだ。これは釜山料理らしい。冷麺とは麺がちがっていて日本人は
ミルミョン」の方が好みかもしれない。
半解凍状態のスープがこれまた冷たくて暑い夏にはうってつけの食べ物でした。


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「こまえもんのハッピ～」では、写真一枚ずつにコメントがあります。よかったらそちらへも足をお運びください。
さて、8枚の写真の中で2枚は娘が撮影したものです。どれかわかるかな？答えは「こまえもんのハッピ～」でご確認ください。

釜山旅行－2004夏(3)

今日はお散歩にお付き合いください。


朝目覚めるとまずはお散歩に出かけます。
日本で見慣れた鳥たちも海外であうと人間と同じく「外鳥」です。色や大きさなどが少し日本の鳥とは違っています。
でも、よく見てください。韓国のハトと日本のハトはそっくりです。人間もそっくりだけれどハトもそっくり。
ちなみにスズメは少し色白でした。

勇気を出して狭い路地も通ってみます。少し足早に散策します。昔日本にあった長屋をほうふつさせる建物です。こっそり玄関の中を覗くと狭い玄関にたくさんの靴が見えました。

路地から外に出ると大通り。韓国の大通りはいつでも戦時に対応できるように広く作られているときいた事があります。いざとなると軍用機の滑走路になるとか・・・。
釜山の街並みは、道路に沿って少し低いビルがありその後ろに大きな建物が建てられています。道路沿いの建物には食べ物屋や薬局が並んでいます。




早朝に歩いていると飲みつぶれてしまったおじさんを見つけました。韓国は地下通路が発達していてそこにも多くの人が寝ていましたが、日本の都心のように部屋をこしらえている人は見ませんでした。
明け方は、若者達が遊びつかれて家路につきます。夜はたくさんの屋台が軒を連ねていたけれど屋台がなくなるとなんとなく繁華街はがらんとしてしまいました。
よく見るとおかしな日本語も見ることができます。


なんだか可愛いモニュメントなので写真に撮りました。
ふとしたところにおかしなものが潜んでいます。

いまや韓国映画はアジア中で大人気です。
皆さんこのポスターをみて知っている俳優さんはいますか？
映画のポスターの中の人はわからなくても壁一面に張り出されているこの人ならご存知の方も多いでしょう。

さて、そろそろおなかが減ってきました。食堂に入ってご飯でも食べましょうか。
明日は、食べ物も少し紹介しますね。



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釜山旅行－2004夏(2)

写真をクリックすると大きい画像を見ることができます。


関東地方に台風が迫っていた。「飛行機大丈夫だろうか・・・」と思いながらの出発でした。
今日は、宿泊した「釜山ロッテホテル」とその周辺を簡単に紹介します。

私は、安宿に泊まってスリルを楽しむようなことはしません。身分相応＋αみたいなホテルをいつも予約してしまいます。
旅はリッチな気分でリラックスできること。これが私の旅のスタイルなのです。

「釜山ロッテホテル」はソミョン（西面）という地下鉄の駅からロッテデパートを抜けてそのままホテルに直結しています。ソミョンは釜山の中心街。かなりにぎわう街なのです。夜景の写真を見ればなんとなくわかるでしょ。100万ドルの夜景とまではいかないけれどキラキラと光輝く街は活気にあふれていて夜行性の私はウキウキしてきてしまいます。

今回は25F（26F中）に宿泊したので本当に眺めがよかったです。天気がよかったこともあり遠くの山々までよく見えました。
部屋からすぐ下を見下ろすと、ホテルの施設であるパターゴルフ場（写真）やゴルフの打ちっぱなしそしてプールなどを見ることができます。
ホテルの施設は他にも、サウナ、フィットネス、ネイルケア、エステなどなど至れり尽くせりの設備がホテルにあります。

そうそう、このホテルが他のホテルと変わっているのは、コーヒーショップでトラを見ることができることです。写真では少し見づらいかもしれませんが、おじ様達のガラスの向こうにトラが写っているのです。大きなトラがウロウロと歩きながら時折ガラス越しにこちらをのぞきこんできます。ちょっと怖いけれどコーヒーを飲みながらトラを見るなんて妙な取り合わせで普段は絶対にないシチュエーションです。釜山へ行ったら宿泊せずともこのホテルのコーヒーショップへいってみて欲しいです。



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釜山旅行－2004夏

釜山旅行へ行ってきました。
台風を逃れて釜山へ。
おかげで4日間天気にも恵まれてとてもいい思い出ができました。
たったの4日間では釜山のよいところはまだまだ半分も見ることができません。また近いうちに訪れたい街です。
お隣の国なのだから旅行という感覚でなくてふらりと遊びに行くつもりできっとまたすぐにいけると思います。

数日間かけて少しずつ旅の思い出を書き綴ろうかと思います。
いつも私のblogへ遊びに来てくれる人たちへせめてもの土産話です。本当のお土産を手渡せなくてとても残念です。

それでは、お楽しみに。
今日は疲れてしまったのでこれにて失礼します。
この写真一枚で釜山を想像してみてください。