早稲田大学女子ホッケー 「4年生部屋」

いよいよ最上級生!可愛い後輩達を従え最強の早稲田女子ホッケーを目指す熱血ど根性日記

2009から2010へ

2009-12-30 14:38:55 | 練習日記
もうすぐ『あけましておめでとう』になりますね2009年ありがとうって思う『こけし』こと野澤です

早いもので私のホッケー人生の10年が終わりました。4年間を振り返るといろんなことかフラッシュバックしてきます…


高3の夏休みぐらいにたまたま知った早稲田。それまでは別の大学でやろうと考えてました。あたしの学力じゃ無理だから、ホッケーしかないって…たまたま早稲田の自己推薦があることを知り、一か八かでやってみたら今ここにいるし…柳の下にドジョウ…いゃウナギ…マグロですかね(笑)自己推薦だったので、別にホッケー続けなくてもいいや部活のない生活を送ろう…そう思っていたけど、辞められないんだよね少しでもホッケーの要素がないとダメなようです


1年のとき…あたしはなんとなくアウェイのような気がしました。マイコのように先輩がいるわけでもないし、ほとんど東京よりも西側だし…元々人見知りだし…しかし、そのときの4年生たちの力は偉大ですしばらくしていったら、なんか馴染んでいるようなかんじになって、ついに私は初めての王座でネジが外れました(笑)いまだに、天理のどこかにネジが落ちてると思いまそんなこんな1年目は早かった



2年目…
まず後輩が多くて、うちら2人しかいないから上または下と絡むことが多かったような気がします。この年から、授業等の関係により練習量が減っていき、周りに迷惑をかけていったと思います当時の4年生にはだいぶ迷惑をかけました


3年目…
さらに悪化していった気がします。なんかいろんなものが溜まっていきましたでも楽しいことだってあったし、良いこともあったし、3年って言うよりもまだ2年生くらいだった気がします(笑)
4年目…
あいかわらず迷惑かけ過ぎでもみんなが受け入れてくれたことが何よりも嬉しかったなぁって…今年はいろんな「初」があって、それを築き上げた仲間がいたことが嬉しいね4年として大したことはしてないし、マイコさんに任せっぱなしだし…4年まとめてゴメンナサイ


この4年間に出会った人皆さんに感謝ですねいつも応援・支えてくれる人、遠くで応援してくれる人、楽しんでくれる人、激を飛ばしてくれる人…たくさんの方々がいたからこそだと思います。ありがとうございました。

次回は2010年度の新しいメンバーが書いてくれると思います。引き続き4年生部屋をよろしくお願いします

最後に

2009-12-18 17:48:40 | 練習日記
ご無沙汰しています
昨日、無事に卒論を提出することができました
寺田です
これでなんとか卒業できそうですたぶん…笑


さて、引退してから一カ月弱が経ちました。
正直、あまり引退したという実感が湧きません
しょっちゅう練習に参加しているからでしょうか…笑
現役の皆さんには大変迷惑なことかもしれませんが、今でも週1、2回は練習に参加しているんです
後輩GKの指導と自分のダイエットの為に(笑)
でも、もうGKは十分なのでFPを楽しんでいます
10年ホッケーをやってきて、初めてFPの難しさとしんどさを知りました
今まで、何も知らずに怒っていたことに反省します
ですが、それがGKの仕事だったので…ごめんね

このように、引退してもあまり変わらない生活を送っています


もうすぐ2009年が終わります。
いい機会なので、少し早いのですが4年生部屋も今年で引退しようかな、と考えております。
すでに新チームが始動していますので、新チームの情報を早くこのブログを見てくださっている皆さんにお伝えしたいと思います
ということで、最後に私のホッケー生活、特に早稲田での4年間を振り返って終わりにしたいと思います。
どうか、最後までお付き合いお願い致します



私は、中学からホッケーを始めました。
ホッケーを始めたきっかけは、親戚がホッケーをしていたからで、半ば強制的に中学受験をさせられました
あの時は、本当に受験なんてしたくなくって、泣いて嫌がっていました
そして、入学が決まったのですが、ホッケー部に入部する気は正直、ありませんでした。しかし、ホッケー部の人たちが私を既に知っていたこともあり、今更「入りません」とも言えず…
それに、仲良くなった友達もいたので入部を決意しました
実際にホッケーを始めると、あんな嫌がってたことが嘘みたいにホッケーというスポーツに、その環境にハマってしまいました

GKというポジションになったのは、中学一年生の夏を越してからでした。
学年で一人GKを作らないといけないという決まりがあったのですが、私達の学年は全員「なりたくない!」と、断固拒否していました
もちろん、私もですだって、FPの方が可愛いし目立つし
それに比べ、GKなんて暑そうやし、重たそうやし、目立たないし…
今思うと、GKのいいところを知らなかったんですね。
話し合いをしてもなかなか決まらず、GKの先輩方にGKの良さなどを延々と聞かされたんです
まんまとその戦略にのせられたのが私
正直、GKに魅力を感じたわけでなく、そのGKの先輩方の雰囲気に惹かれました。
この先輩達と一緒にGKをしたら楽しそうだな~、なんて安易な考えだけで「GKになりたいです」と熱烈アピールしちゃいました
いざGKになってみると、GK自体の魅力を知ることができ、GKといポジションにハマっちゃいました
GKは、目立たない存在だと思ってたんですが、GKこそ重要なポジションであり、一つのプレーで凄く注目を浴びることができる、超目立っちゃうポジションだと知りました
もちろん、GKになって後悔したこともいっぱいあります。孤独を感じて悩んだこと、泣いたこともいっぱいあります。
それでもGKをやって良かったな、と本当に思います
まぁ、FPでも上手かったと思いますけど


とまぁ、ホッケーを始めたきっかけ、GKになったきっかけで、こんなにもスペースを取ってしまいました
なので、中学・高校時代は省き~のメインの大学生活について振り返りたいと思います


私、本当は高校でホッケーを終わるつもりだったんです。
もう十分!ってぐらい、ホッケーをしたから
だけど、なんだかんだ話の流れに乗せられて、ホッケーを継続する方向で話が進んでいました
私の人生って、なんだか流されっぱなしですよね
それでも「ホッケーだけ」という生活は嫌で、色々視野を広げたいと思い、以前から声をかけてくださっていた早稲田大学への進学を決めました。

初めて早稲田の練習に参加させて頂いたのは、たしか受験の日でした。
あの日は、色々と衝撃的な日でした
禎さんは何故か練習に参加しないし、ちょっとだけって話だったのにめっちゃしごかれるし…笑
とても緊張した一日でした。でも、先輩がすごーく優しかったことを覚えています

そして3月に上京したのですが、ものすっっごーくホームシックになってしまい、何度も無理言って帰省していました
よく日吉の試合の帰りに、そのまま新横浜から新幹線に乗り実家に逃げ帰っていました本当に最初から迷惑な後輩でした
それでも先輩たちは、優しくしてくださって、学校が始まる4月にはチームに溶け込むことができるようになり、ホームシックもなくなりました


【一年生の時】


一年生の頃は、高校の熱さというものが抜けてなくて、高校と大学というギャップに毎日悩み、よくゴールの裏で泣いていました
5失点以上したのも初めてで、試合ってこんなにしんどいものなんやって思いました。
GKは、精神的なしんどさはあるのですが、体力とかでしんどさってあまり感じないんです。でも、大学で初めて前半終わって、「後半出たくない!」と思ってしまう程辛かったです
それでも、「頑張ろう!頑張って私が早稲田を強くしたい!」という気持ちにさせてくれたのは、周りの仲間の存在でした。
今では、ほとんどが経験者で人数も多いのですが、私が一年生の頃は12人しかいなくて、そのうち経験者は5人だけだったんです。
でも、気持ちは今と変わらないものを持っている先輩たちでした。こんな一年坊主の生意気な声にも耳を傾けてくれたり、自ら色んなことを質問してきてくれたり…
本当に優しくて、心の広い先輩がいたから、私は自由にホッケーができたんだと思います

私が入学して、すぐに素晴らしい人工芝のグランドもできました!
人工芝で毎日ホッケーができたこと、本当に幸せだと思います
ありがとうございます


【二年生の時】


二年生の一年は、私にとって大きな変化があった一年でした。
なんがといいますと、可愛くて元気な後輩が5人も入部してくれたこと
私、後輩がいると倍頑張れるタイプみたいなんです
特にこの一年生(現3年生)は、ホッケーに対しての思いが熱い!
まさしく、私の消えかかっていた熱い思いにまた火をつけてくれた存在だったんです
練習後に一緒に自主練したり、ラントレの時には「王座行こう!」とか高校生並みに声出したり…笑
後輩ができたから、情けない姿は見せられないし、後輩が求めることはなんでもしあげたいと思いました。
そういう気持ちが、私の原動力になったんです



【三年生の時】


三年生になり、新たに1年生が4人入部してくれました
昨年とは違って、少し大人しめ…というより、大人っぽい1年生
でも、とてもとても可愛い後輩です寺田のやる気は、さらに上昇したわけですね
また、トレーナーゆみさん入部これ、本当にでかかったですな!
この一年は色々と成長させられた一年だったと思います。
四年生が一人だったこともあり、副将を務めた一年でした。
中学、高校と主将の経験はあったのですが、副将は初めてで、また違う視点でチームを支えていくことで非常に勉強になった一年でした



【四年生の時】


いよいよ最高学年。最後の一年です
今年は、元気な一年生が7人も入部してくれました
そして、4年間夢に描いていたGKの後輩が
もう、これは本当に嬉しかったですね~

主将としての一年でもありました。
GKで主将ということで、周りには本当に頼りっぱなしだったと思います
特に練習メニューを考えることが…難しかっただから、その点ではミサトに頼りっぱなしで本当にありがとうな
こんな4年生2人やから、後輩という存在は非常に大きかったです

私が主将として、この一年一番に考えたことは「コミュニケーションをとる」ということです
みんながどう思っているのか、そして私がどう思っているのかということを全員で共有したかった。みんなの気持ちを知って、チームをリードしていきたいと思いました
そして、もっともっと高いところに皆を連れて行ってあげたかった
それができなかったことが本当に心残りです

そして、今まで私を支えてきてくれた人達に恩返しをしたかっった。
毎日のように私達を指導してくだり、見守ってくださった、寺本総監督
お仕事が忙しいにも関わらず私達のことを一番に考えてくださった、拓さん
私達が気付かないところも、サポートしてくださった、愛子さん、リンさん
私達をいつも優しく指導してくださった、やっさん
いつもご支援ご声援してくださった、OBOGの皆様
遠方からも駆けつけて応援してくださった、保護者の皆様
本当にありがとうございました
本当は、もっといい戦績を残して恩返しがしたかったです


こうして振り返ってみて、本当に思うことは、


ホッケーに出会えて良かった
早稲田に来て、早稲田でホッケーができて良かった


本当にそう思います
私にとって早稲田ホッケー部で過ごした4年間は、幸せでした
それは、周りの人に恵まれていたからです
何回言っても足らない程、感謝しています。

これからはOGとして、お世話になった分恩返しをしていきたいと思います。


本当にありがとうございました
これからも早稲田大学ホッケー部をよろしくお願い致します。