早稲田大学女子ホッケー 「4年生部屋」

いよいよ最上級生!可愛い後輩達を従え最強の早稲田女子ホッケーを目指す熱血ど根性日記

引退を迎えて

2013-12-27 16:04:08 | 練習日記

皆さんこんにちは 本日は明日香が担当します 

クリスマスも終わり、街は一気に年末モードですが、いかがお過ごしでしょうか?

私は卒論を無事に提出してほっとしている反面、卒業に向けて全てが最後になっていくことに寂しさを感じています。最近になってやっと、部活を引退したんだなという実感も湧いてきました。

後輩たちはといえば、オフに入り、ほとんどが帰省しています。みんなが帰ってしまうのはちょっと寂しいですが、一人暮らしをしている部員が多いので、年末年始の家族団欒の時間を楽しんでほしいです

 

少し前の話になってしまいますが、早慶戦、晶瑠と私の現役最後の試合は、2-1で何とか勝利することができました

慶應ホームの日吉グラウンドでの試合ということで、難しい試合になることは分かっていたつもりですが、グラウンドに立った時の異様な熱気は想像以上のものでした。

保護者の方々やOB、OGの方々、そして応援部や早稲田スポーツ新聞会のみんな、今まで支えてくれた家族、友人、先輩後輩達、これほどまで多くの方々の応援の下で試合ができたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「感謝」という一言では表現しきれない気持ちなのですが、今の私にはそれ以外の言葉が見つかりません。

悪天候が心配された一日でしたが、雨が降ることもなく試合が出来たのは、皆さんのお気持ちがあったからだと思います。冷え込みの厳しい中、グラウンドに足をお運び下さった方々、そしてグラウンド以外の場所でも応援し続けて下さった方々、本当にありがとうございました

たくさんの方々が見守って下さる中で引退できた私は、本当に幸せ者です。

そして試合が終わった瞬間、涙しながら駆け寄ってきてくれた後輩達、最後の瞬間まで4年間一緒に戦い続けてくれた晶瑠にも心から感謝しています。応援席の皆さんに、チーム全員で手を繋いで1年間の感謝を込めて挨拶をしたいという私の夢も叶いました。(上の写真、ちょっとばらばらですが...)

晶瑠と私を信じて、ついてきてくれてありがとう。私はこのチームが、みんなが大好きです。

まだまだみんなと一緒にいたいなと思ってしまうよ。

 

しんみりしてしまいましたが、ここで嬉しいお知らせ

女子部の1年生に新たな仲間が加わったのでご紹介します!

国際教養学部1年(東京学芸大学付附属高校出身)の辻村友里です

では早速、質問に答えてもらいましょう!

・自己紹介を!

アメリカ生まれでニューヨーク近辺に計11年住んでいました。なので独り言は英語だったりします。笑

独り言が英語ってすごい...みんな友里の独り言、聞き取ってね 

・何でホッケー部に入ろうと思ってくれたの?

高校からホッケーをやっていました。前期に東京MIXで国体の練習に参加させていただいて、やっぱりもっとホッケーしたいなと思って入りました

・今後の大学生活でやってみたいことは?

ホッケーだけでなく、色んなことをやって自分の視野、可能性を広げたいです

その思いを実現する環境が早稲田にはあります。アンテナを高く張って、色んなことに挑戦して、友里にしかできないことを見つけてね

・趣味、好きなことは?

趣味は洋楽を聞くことです♪ 好きなことは...時間を無駄なく使うこと?笑

洋楽の話、ぜひしたいものです!時間を無駄なく使うのが好きって言えるのはすごい!時間を有効に使えば、色んなことに時間を割けると思うので、限られた時間を目いっぱい使って下さい

・同期はどうですか?

個性のある、とっても面白い同期です

友里も同期に負けずとても個性的で、芯のしっかりした子です。あんまり話す機会がなかったのは残念ですが、出来る限りのサポートをしていきたいと思います。皆さん、友里をよろしくお願いします

(左から友里、育未、晴菜、眞帆、侑季、花恋)

 

続いて男子の話題 男子は山梨学院大学を倒し、秋季関東リーグ制覇を果たしました

男子が秋季において関東を制覇したのは実に15年ぶりです

この試合で、4年生は選手6名、トレーナー2名が引退となりました。

表彰式前の写真です。前方の6人が4年生ですが、カメラを向けるといつも面白いポーズをしてくれます

春季リーグ戦や早慶戦で悔しい思いをした分、最後に同期の最高の笑顔を見ることができて本当に嬉しかったです。練習は別々ですが、男子部の存在はとても大きかったです。4年間ありがとう。

 

大学からホッケーを始めた私にとって、ホッケー部で過ごした4年間は、自分の無力さを痛感した4年間でした。無力というとマイナスの意味に捉えられがちですが、自分の無力さを知ったからこそ、周りの人達のありがたみを切に感じることができたのだと思います。一人では何もできない自分が、どこかで逃げそうになる自分が、「もっと頑張りたい」「ここで逃げたくない」と思えたのは、支えてくれる周りの存在があったからです。誰かの為に何かをしようとする時、私はとても強くなれる気がします。

そして最高学年としてのこの1年、チームに対して、ホッケー部に対して自分に何が出来るのか、何を返せるのか、そんなことを考えながら過ごしてきました。後輩達に何を残せたのかは分かりませんが、ホッケーだけでなく、これからの大学生活の中で何かを掴むきっかけに、少しでも自分がなれていたら良いなと思います。

こうしてブログを読んで下さった皆さんの心にも、何かを残せていたなら幸いです。

 

最後に4年生の集合写真でお別れです この同期とホッケー部での4年間を過ごせて良かったです。

今年1年間の温かいご声援、そして4年間に亘るご支援、本当にありがとうございました。