趣味の日記

30歳を機にサラリーマンを辞めて2代目自営業を営む店長の自由気ままな生活を書いていきます

怪力になすすべなし…吉田「完敗」

2005-01-02 11:59:23 | プロレス・格闘技
対策など立てようがなかった。相手の怪力パワー。37キロの体重差。重圧との戦いに敗れた吉田は「完敗です」と言わざるを得なかった。つかまれたくない。投げられたくない。左ロー、左ハイ、パンチで距離を取りながらチャンスをうかがう戦法。しかし開始早々、左ストレートをど真ん中からもらいダウンを奪われるなど自分の形に持ち込めない。「(相手は)重く、バランスがよく、テークダウンが取れなかったことが敗因」(吉田)となった。

 痛い敗戦だ。昨年6月のヘビー級GPでマーク・ハントとワンマッチで激突。勝ったものの左肩を脱臼し戦線を離脱した。半年ぶりの復帰戦に立ちふさがったガードナーは、00年シドニー五輪レスリング130キロ級でアレクサンドル・カレリン(ロシア)を撃破して金メダルを獲得。アテネ五輪でも銅メダルに輝いている。

 吉田は92年バルセロナ五輪柔道78キロ級の金メダリスト。金対決は柔道の威信も懸かっていたが、それも吹っ飛んだ。再戦に関しては「時間がかかる。これだけの体重差。体をつくり直さないと」と否定的。気を取り直して今年はミドル級GP制覇に向かう気持ちを表した。

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