山形厚史のブログ

セイカツは夢とシゴト

道路

2019年03月13日 22時39分49秒 | 日記
濡れて黒くなった道路の脇に、うっすらと雪が残っている。

白髪が増えた頭髪のよう。

親近感がわいたついでに、道路の気分になってみるか。




おい。

空しか見えないぞ。

いろんなのが上を通り過ぎていくよ。

人でも車でも、来るものは拒まず、去るものは追わずだ。

瞼なんて便利なものはないからな。

まあ、何処に目がついてるのかも分からんけど。

目が開きっぱなしだから、見たいものだけ見るというわけにはいかないな。

見たくないものが来たら、白目になるしかない。

やっぱり長年道路をやってると、いろんな事に耐える事を覚えるよ。

けっこう重量があるのが踏みつけていくしな。

寒暖の差にも耐えなきゃ道路なんかやってられないから。

まあ、国道じゃないけどさ。

道路の端くれとして、お役にたちたいと思うね。




そんな道路の声が聞こえてくるようだ。  

道路、すまん。

何故かそんな気持ちになった。



今日も来ていただいて、ありがとうございます。