失敗

こちら札幌は、ユキムシが飛んでます。

尻に白い綿毛を着けた小さいムシ。

ついこないだまでトンボが飛んでましたが、もう見かけなくなりました。

どこから湧いてくるのか分からないけれど、カメムシやテントウムシが部屋の壁をはっています。

建物が古いからなあ。
　　

そういえばトンボの季節が終わりかけた頃は、
外でお昼をたべてるとトンボがよく肩にとまってきましたよ。

あと地面で羽根を休めているトンボをよくみかけました。


日向ぼっこしてたんでしょう。

地面で羽根を休めているトンボを眺めてると、零戦みたいでね。

上空から飛行場を見てるみたいでしたよ。


セミが零戦に見えたこともありました。

東京に住んでいた時ですが、夏にセミがあちこちに落ちてましてね。

死人がでるぐらい夏の暑さが厳しいですから。

そういう時に、セミが墜落した零戦に見えたんですね。

少し感傷的になりながら、そんな詩を書いて投稿したことがありました。

その時はなんだかよく書けたような気になってましたが、今は恥ずかしくて思い出したくありません。


投稿した本は、やなせたかし先生の『詩とメルヘン』です。　

あとで知ったんですが、先生の弟が海軍の特攻隊だったんです。

「やってしまった」と後悔しました。

いろいろと頭の中をかけめぐりましたけど、もうどうしようもない。


そんな失敗を思い出しました。



今日も来ていただいて、ありがとうございます。