四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

山口百恵『落葉の里』

2022-10-25 17:03:24 | 音楽
ついこの間までは暖かかったのに、今日は冷える。
寒暖差が激しい。
体調がまた崩れそうだ。

テレビでは観光地の紅葉も映し出している。
もうそういう季節。
そんな映像を見ていると山口百恵さんの『落葉の里』が浮かぶ。

この歌はヒット曲「絶体絶命」のB面。
アップテンポの激しい「絶体絶命」に比べて
『落葉の里』はしっとりとくる。
1枚のシングルレコードで、山口百恵さんの動と静が伝わってくる。

やっぱり歌姫なんだな。
同世代として、あの頃夢中で山口百恵さんの歌を聴いていた。

復活はしてほしくない。
あの頃のイメージをいつまでも心の中に残しておきたいから・・・。

山口百恵 落葉の里
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高田渡『生活の柄』

2022-10-24 17:52:45 | 音楽
昨日の中日新聞「平田俊子さんの3冊の本棚」
詩人山之口獏さんの本について書かれている。

僕が詩人山之口獏さんを知ったのは、学校の国語の授業ではない。
高田渡さんの『生活の柄』から。
最初聴いたころは10代だった。
あの頃は正直何も感じなかった。
高田渡さんにもすごく歌を聴いていたわけでもない。

20代後半ぐらいからこの『生活の柄』を聴くと
聴けば聴くほどこの詩が心に沁みる。
そこから高田渡さんに興味を持った。
もちろん山之口獏さんの詩にも関心を持った。

1曲の歌から一人の詩人を知った。
教科書からではなくフォークソングから教わった。
そこにフォークソングの魅力を感じる。

高田渡 / 生活の柄 1971
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笠木 透 by Folks『あなたが夜明けをつげる子どもたち』

2022-10-23 18:21:18 | 音楽
今日刈谷市内の某所で「うたごえ喫茶」が行われ行ってきた。
「うたごえ喫茶」というと60年代から70年代に流行ったかと思う。
喫茶店で歌詞カードを見ながら参加者が歌う。
その程度の知識で初めて今回、参加した。

歌詞カードはない。
パソコンからの大きなモニターで歌詞を見ながら参加者みんなで歌う。
キーボード、ギター、そして数人がメインで曲を紹介していく。

リクエストにも応えてくれる。
ファイルに書かれている曲をリクエストカードに書いてスタッフに渡す。
それをリクエストした人と共に歌う。

初めての参加。
最初はちょっと緊張したが結構おもしろかった。
ここで一つ気付いたことがあった。
なぜか笠木透さんの歌をリクエストする人が多かった。
「私の子どもたちへ」「わが大地のうた」「おいで一緒に」
そして『あなたが夜明けをつげる子どもたち』

うたごえ喫茶と笠木透さんの歌。
これがものすごくピッタリとくる。
笠木透さんのファンの私にとってはものすごくうれしかった。

今日歌われた歌で一番私が心に残ったのが、
『あなたが夜明けをつげる子どもたち』
心に響いた。
また参加してもいいかなと帰り際に思った。

あなたが夜明けをつげる子どもたち / 笠木 透 by Folks
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イルカ『星の長距離電話』

2022-10-22 16:35:10 | 音楽
誰でもがスマホを持つ時代。
電話で話すよりもラインでの送受信。
アナログ世代としてはどこか味気ない気もする。

僕たちが若いころは一家に一台の固定電話。
好きな女の子に初めて電話をするときはドキドキした。
お父さんがでたらどうしよう。
お母さんがでたらなんと言おう。
そんなことを思いながらダイヤルを回す。
途中でやめたのも何度か・・・。

電話料金。
当時は、市内通話3分10円だったと思う。
時間が越えれば高くなる。
長距離になればなるほど料金も高くなっていった。

自分は話に夢中になる。
親は電話料金が気になる。
そんな時代だった。

あの頃は「電話」を題材にした歌も多かった。
電話、受話器、ダイヤル。
それぞれの言葉にイメージが広がっていく。

秋の夜空。
星を眺めていたら、ふとこの歌が浮かんだ。
イルカさんの『星の長距離電話』
イルカさんらしい絵に描いたような歌詞。
素敵な歌だと思う。
何度聴いても心に響きます。

星の長距離電話
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斉藤哲夫『さんま焼けたか』

2022-10-21 17:02:23 | 音楽
昨日、今年初のさんまを食べた。
秋の味覚、さんま。
大根おろしとさんま。
庶民の魚、さんま。

だけどいつのまにか値が上がってきている。
庶民の魚が、いつのまにか高級魚。

夕暮れ時、散歩をしていると
どこからかさんまの匂いがしていた。
でも最近はそんな匂いもなくなってきた。

庶民にとってはなんだか寂しい秋である。

この時季になると、この歌が頭に浮かぶ。
斉藤哲夫さんの『さんま焼けたか』
おそらく以前もこの時季にブログを書いていると思う。

ノスタルジーを感じる秋の名曲。
いつまでも僕の心の中には、この歌が残っているだろう。

さんま焼けたかー斉藤哲夫
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