刈谷の夏の風物詩「万燈(まんど)祭」
3年ぶりの開催。
昨日は新楽だった。
太鼓の音、お囃子、そして色鮮やかな万燈。
20年ぐらい前にこの祭りの世話人頭をやった。
その時はもう辛かった。
祭を楽しむことよりも無事に祭りを終える事ばかりを考えていた。
翌々年から刈谷万燈保存会に入った。
トランシーバーを付けて祭を進行させていく。
タイムキーパーの役割もする。
世話人頭、若頭衆に随時状況なども連絡する。
トラブルがあれば止めにいく。
自分は酒は飲まなかった。
冷静に判断ができなくなると困るから・・・。
世話人から世話人頭そして万燈保存会祭事委員。
約10年近く祭りに携わった。
毎晩夜遅くまで万燈も作っていた。
終了時間がこれば町内の人たちとビール片手に雑談。
これが唯一の楽しみだった。
土・日には息子を連れて万燈蔵へ行っていたか。
息子も若衆として参加していた時期もあったな。
あれから随分と時も経った。
もう万燈の作り方も忘れてしまった。
3年ぶりの今年。
やはりコロナの影響もあるのだろう。
祭り参加者が少ない。
観客も少ないと感じた。
そして驚いたことに酔っ払いがいない。
飲酒は禁止されたのか。
若衆もマスクをしてワッショイワッショイ。
大村知事も来ていた。
SPは付いていたのかな。
いつもと違う万燈祭。
来年はもっと賑やかな万燈祭になることを願っている。
今年の私の町内の万燈。
自分が携わっていた頃と比べると随分レベルがあがったな。
祭りの継承、万燈制作、次世代に繋げるためにも毎年行うべきだと思っている。
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