四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

マイペース 『東京』

2021-01-26 13:11:59 | 音楽
♪最終電車で 君にさよなら
 いつまた逢えると きいた君の言葉が
 走馬燈のように めぐりながら
 僕の心に 火をともす

 何も思わずに 電車に飛びのり
 君の東京へ東京へと 出かけました
 いつもいつでも 夢と希望をもって
 君は東京で 生きていました

 東京へはもう何度も 行きましたね
 君の住む美し都
 東京へはもう何度も 行きましたね
 君が咲く花の都

大垣から東京(東京から大垣)まで深夜に走る夜行列車「ムーライトながら号」の運転が終わった。
この前身が、夜行の普通列車「東京行」。
20代前半のころ、名古屋で働いていて帰りはよくこの列車で帰宅していた。
名古屋を夜10時ごろだったかと思う。もう少し遅かったかな・・・?

夏休みや年末は、多くの人たちが乗っていた。
名古屋駅に到着した夜行列車・東京行。
4人掛けのボックスシートは満席。
網棚には旅行かばんなどが所狭しと置いてある。

老若男女、旅をする人、帰省する人たち。

♪ふるさとへ 向かう最終に
 乗れる人は 急ぎなさいと
 やさしい やさしい声の 駅長が
 街なかに 叫ぶ
 振り向けば 空色の汽車は
 いま ドアが閉まりかけて
 灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う
 ※中島みゆき「ホームにて」

♪夜汽車にて ふと目を覚ました
 まばらな乗客 暗い電燈
 窓ガラスに もう若くない ぼくの顔を見た
 今すぐ海を 今すぐ海を 見たいと思った
 ※森田童子「海を見たいと思った」

♪雨の日も 風の日もゆれる
 汽車の中で 想い出と
 見知らぬ夢との
 間を行ったり来たり
 ※河島英五「青春旅情」

夜行列車の車内からは、こんな歌が聴こえてきそうだった。
喜怒哀楽を乗せて走り続けた。
大垣・東京間の夜行列車がなくなると寂しさが込み上げてくる。

自分は東京までこの列車で行ったことはないが、
朝到着する東京駅の朝焼けは、きっときれいだろうな。

♪君はいつでも やさしく微笑む
 だけど心は むなしくなるばかり
 いつか二人で 暮らすことを夢みて
 今は離れて 生きていこう

 君に笑ってさよなら 言って
 電車は走る 遠い道を
 ああ今すぐにでも 戻りたいんだ
 君の住む町 花の東京

 東京へはもう何度も 行きましたね
 君の住む美し都
 東京へはもう何度も 行きましたね
 君が咲く花の都

切なさと哀愁が漂う夜行列車・東京行。
マイペースの『東京』という歌が似合う。

マイペース - 東京
コメント (2)
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