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フランスのDRM開放法案、Appleにはチャンス?

2006-03-22 21:54:25 | iPod,shuffle,なのp
フランスの国民議会で、音楽配信サービスのDRMを開放するように定める法案が可決しましたね。Appleはこの法案に反対する声明を出しましたが、これは真意でしょうか。つーのは、ワールドワイドのiPodシェアは74%を超えていて、「クープマンの目標値」で言う「独占的市場シェア」超えちゃってるんで、一見逆風でも実は追い風、なんて事が起こっちゃうかも知れないからです。

Appleの声明は広報担当者ナタリー・ケリス氏によるもので、「この法案がフランスで施行されれば、国家の後援による海賊行為につながるだろう」「海賊行為に代わる合法的な手段が顧客の支持を得つつあるという時に、もしこのようなことが起きれば合法的な音楽売り上げは落ち込むだろう」と、結構過激。でもこれ、ある意味ではポーズかも。
ヨーロッパの音楽配信の問題点は、P2Pによる違法コピーが蔓延しすぎていて、正規の有料配信が根付かない事。(UK Today記事)
P2Pが完全に違法になって、罰金額が1ファイルにつき、ダウンロード38ユーロ、アップロード150ユーロってのも決まったはずなので、音楽業界も実は賛成しているみたいです(1ユーロ=141.39円)。Appleも、ビジネスモデル壊されるのはムカつくけど実は…。ってのがあるのかもしれないですね。

で、ケリス氏はこう言っています。
「ユーザーは十分なプロテクトをかけられない『互換性のある』音楽をiPodに自由にアップロードできるようになり、iPodの売り上げは増えるだろう。iPodに対応した無料の映画も遠からず出てくるはずだ」、つまり、これは実際にはiPodの売り上げを伸ばすだろうって。
あれま。
日本でも同じ事が言えるでしょうね。

元記事(ITmedia)


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