想うこと、願うこと

人生のひと時、その時に想ったこと、こうありたいと願うことを書き残したい。

歴史的転換のチャンスを活かそう・・・・・

2007-09-24 23:52:08 | 社会との繋がり
 このブログへの記述が途絶えてもうじき半年になる。
 日本の政治は何故こんなに遅れているのか?選挙で選んだ議員の質が何故こんなにお粗末なのか?・・・・
 考えるほど自己嫌悪に陥ってしまい、ブログに書き込むのも面倒になってしまったのが実情である。
 
 しかし、去る7月の参議院選挙の結果で民主党が勝利を収めてから、急速に流れが変わってきており、終に安倍総理の突然の辞任、福田総理の就任目前ということになった今日この頃である。
 そして、何時になるのかは分らないが、近いうちに必ず行われると想われる、衆議院の解散・選挙こそ歴史的転換のチャンスにしなければならないと思う。
 即ち、与党慣れした自民党から政権を奪い、議員と癒着している官僚達に緊張感を持たせ、真の公僕たる使命を想い出させなければならないと思う。

 例えば、財政再建一つと取ってみても200兆円という国家予算の2.5倍にも当る特別会計という伏魔殿に踏み込もうとせず、官僚と一緒になって美味しい蜜にありつこうとする政治家達にはもう任せて置けないと最後通告をすべきであろう。
 
 ガソリン税などの「道路整備特別会計」も絶対に必要な補修費用などを大きくオーバーする税収があるにも拘らず、減税しようともせず、お金の一般財源化に絶対反対を叫び、田舎の殆ど車の通らないところに道路を造ることしか考えない連中に、無駄遣いされるのが実情である。他にも、車検に関連する「自動車検査」や「自動車保険(強制保険)」に関連する特別会計もある。

 更に、今「年金」の「特別会計」杜撰さが大騒ぎされているが、それ以外にも、厚生労働省の関連では失業保険などの「労働保険特別会計」がある。
 又、ビジネス関連で小生も関係し、腹立たしい想いをしたが、「登記」や「特許」などの関連も「特別会計となっていて、印紙を買わされるかたちで、大きな金額を支払っている。
 
 それ以外にも沢山の特別会計と称する伏魔殿があり、その中で、官僚達により、大きな無駄遣いが毎日行われているのである。
 
 そもそも、「特別会計」という仕組みは「ある事業を行うためにのみその税金を当てること」という大儀名分のもと、税金の額(率)を定め、徴収する。
 そして、ある目的を達成する為に金額が不足すると法律を作り徴収額をアップさせるが、若し、余まった場合にはそのまま留保し、当初の用途を拡大解釈し、勝手に使い道を考え(増やし)、集めたものを全て使い切ろうというお役所的な予算消化に走る。
 
 これが、無駄遣いの根源であり、しかも、誰もブレーキをかけない。
 「法律を作り、施行することが出来る権利を最大限に利用する」のが官僚であり、それを援けるのが政治家である。
 
 ノウモア「特別会計」であり、全て「一般会計」として、国民の前に、その使われ方をオープンにすべきである。そうすることが、否、そうすることしか国の財政の建て直しなど出来るわけが無いというのが小生の意見である。
 
 幸い、このことに少しでも触れたのが民主党の公約であり、それをもっともっと大きく取り上げ、追求すべきが我々国民であることを是非自覚して頂きたい。

 そうするためにこそ、次の衆議院の総選挙では大きな変革を起こす為に皆で1票を大切に行使しようではありませんか。