![]() | 仏像鑑賞入門 (新潮新書) |
島田 裕巳 | |
新潮社 |
そもそも仏像とは何なのか、その歴史や造り方、鑑賞と信仰の関係、秘仏の謎にも迫る。『古寺巡礼』の仏像を網羅した奈良三泊四日のモデルコースと、ぜひ鑑賞したい全国十体の仏像ガイド付き。
つくづく私は大阪に生まれ育って幸せだと思います・・・こと、奈良や京都の寺社仏閣仏像参りに関してです(笑)もっともすべての大阪人がそういうことに興味をもつわけでもありませんが、一番大事なことは大阪の人間はだれでも「その気」になれば1時間で奈良の大仏や興福寺の阿修羅をお参りできるということです。
ちょっとしたこだわりですが、先ほどあえて「お参り」と書きました。
が、しかし、阿修羅像などは美術品として美しい状態なんですね。悲しいことに広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像や法隆寺の百済観音などは本尊としてではなく、宝物殿に収められている美術品なのですね。なので申し訳ないけど私はそういう仏様にお賽銭は入れません(笑)宝物殿入場料とってるやん!って(汗)さすがに手は合わせて礼はつくしますが。
この本は仏像に興味を持ち始めた方にはうってつけの本だと思います。全く興味のない人にはお勧めしません。
宗派やお寺の歴史についてはある程度の紹介にとどめているのも好感が持てますが、私の好きな仏像やお寺を「見るべき仏像はない」と断言しているのがちょっと気に入らないのは、これは致し方ないことでしょうね。
ちなみに私が好きな仏像をあげると・・・
中宮寺如意輪観音(弥勒菩薩)・新薬師寺薬師如来&十二神将・東大寺法華堂不空羂索観音・東大寺戒壇院四天王・興福寺北円堂弥勒如来&無着世親立像・法華寺十一面観音・観心寺如意輪観音・・・ってキリがないね(笑)
しんちゃんの好きな仏像
だいたい思い浮かんできます。
私も結構好きな仏像です。
書かれていないのでは
海龍王寺の十一面観音が好きです。
青いお顔のきれいな十一面観音ね(笑)
10体選べって言われても難しいよなぁ(笑)