京都に暮らす郵便局員のハジメは、いつも人よりワンテンポ早いせいで失敗ばかりの人生を送っていた。そんなある日、路上ミュージシャンの桜子に心惹かれ、早速、日曜日のデートを約束するハジメ。ところがデート当日に目覚めたはずが、なぜか月曜日になっていた。ハジメは知らぬ間に“大切な1日”が消えてしまったことに気づきパニックに。どうやら毎日郵便局にやってくる、いつも人よりワンテンポ遅い大学生7回生のレイカという女性が秘密の鍵を握っているらしいのだが…。
映画館 ★★★☆
日本でも話題になったチェン・ユーシュン監督の台湾映画「1秒先の彼女」を宮藤官九郎脚本、山下敦弘監督で、京都を舞台にリメイクしたファンタジー・ラブストーリー。オリジナルを男女逆転させたものですが、オリジナルを見てみたいです。
舞台が京都ということで、主人公を演じた岡田将生の京都弁に多少の違和感を感じますが、その他の主要キャスト(清原果耶・羽野晶紀・加藤雅也・笑福亭笑瓶)は関西人なので、彼一人可哀想な気もします。また、昨年2月に亡くなった笑瓶ちゃんが出演していることに驚き、映画って・・・もちろんその作品にもよりますが、随分前から作り始めているものだということを改めて知り、また昨今出演者の不祥事で色々と取り沙汰されていますが、感性から公開までの時間が長すぎるなぁと感じたのも事実です。
って・・・映画の内容については全く触れていませんが、20年以上の年月がかかった、壮大なラブストーリーでした。彼がいらちで「一秒早い」のは確かに彼のキャラクターを紹介するつかみではありますが、本編にはあまり関係がなかったです。
いちばん重要なことは、ヒロインの名前が「長宗我部麗華」であることと、物語の大きな舞台でもある荒川良々演じるバスの運転手の名前が「釈迦牟尼仏憲」であるということが大切です(笑)釈迦牟尼仏という名字は実際にあってこう書いて「みくるべ」と読むらしいです。
私の嫁の旧姓は小学校1年の1学期ですべて習う漢字・・・名前は平仮名3文字です(笑)
総画数が17。結婚するまでの人生で自分の名前を書くというシチュエーションで随分時間を有効に使えたと思います(笑)
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