極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

映画本3冊

2014-06-13 19:56:32 | 映画全般
恐怖と愛の映画102 (文春文庫)
中野 京子
文藝春秋



 この本の著者中野京子は「怖い絵」シリーズでおなじみですが、この本はある雑誌に連載されていたものをまとめてあるものです。この文庫自体が2009年の発行ですので、新しい映画は2005年位までのものですが、いろんなジャンルを新旧織り交ぜて彼女独自の視点で「恐怖と愛」の映画を語っています。なかなか面白い切り口なので、レンタルDVDを見るときの参考にいいと思います。


黒澤明が選んだ100本の映画 (文春新書)
黒澤 和子
文藝春秋


 
 この本は黒澤監督の娘さんが黒澤さんの言葉を思い出しながらまとめた100本の映画です。ルールが一つあって、一監督一作品限定です。なので、「私だったらこの監督ならあの作品だなぁ・・・」なんてのももちろんありますし、黒澤監督は1998年に亡くなっているので、この20年近くの作品は紹介されていません。映画好きの私でもほとんど観ていない作品ばかりですが、有名な作品ばかり。クラシックな映画を楽しむためにはいいと思います。


〈老いがい〉の時代――日本映画に読む (岩波新書)
天野 正子
岩波書店



 これからの日本は・・・もちろん現在もそうなのですが、ますます「老い」の問題が社会問題になることは避けられません。ひょっとしたら私が65を超える10年ちょっと先には「老い」に対して周りになにも気を使うような世の中じゃ無くなっているかもしれません。この本は「老い」をテーマにした映画の紹介ですが、「生きがい」にも近いニュアンスのある「老いがい」をもつ「老い」を迎えたいと思いました。

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