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田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬の花?:透百合

2023年12月11日 | 花と緑

’231207 カシユリ’ライブリー’

ユリ(百合)といえば夏の花の代表ですが、こちらのユリは夏まで球根を冷凍保存しておくことで芽が出る時期を遅らせ、冬に花が咲くように調整している。

スカシユリ’セベネス’

元々はユリの切花を一年中生産するために生まれた手法で、球根の解凍技術の進歩や迅速な流通が可能になったことから、近年では一般向けに冷凍ユリが販売されることも多くなってきたとのこと。

ふなばしアンデルセン公園」では、まだ数輪ですが「スカシユリ(透百合)」の花が咲き始めました。

寒い時期に花を咲かせることで鮮やかに発色し花持ちが良くなるというメリットもあるそうです。

以前、チューリップを冷凍処理で開花時期を真冬にずらして咲かせる「アイスチューリップ」の記事をUPしました。

'231207「チューリップ’フラッシュポイント’」の蕾↑が膨らみ、間もなく開花すると思います。

'210115 1月頃にはこんな真っ赤な花が咲くと思います。


デンドロビウム・ロセイオドルム

2023年12月10日 | 花と緑

11月下旬、川口市に行った折り、農産物直売所で「富士柿」を購入してきました。

富士山のような形から富士柿と呼ばれています。とても大きな柿です。

渋柿なのでアルコールで渋抜きがしてあるとのこと。

大型の釣鐘型の形と、鮮やかな紅色と甘さが特徴の柿。

口当たり滑らかな果肉とまろやかな甘さで人気あるそうだ。

埼玉県産の柿かと思ったら愛媛県八幡浜市が全国で唯一の産地らしい。

義母に食べてもらおうと差し上げたらとても喜んでもらえた。

バラのような香りがするという珍しいラン「デンドロビウムロセイオドルム」(Dendrobium roseiodorum

種小名の roseiodorum は"バラの香り"と言う意味。つくば植物園が2010年に新種発表しました。

ラン科セッコク属の多年草

ベトナムの標高1,000~1,200mの高地の樹木に着生し、1株に10輪ほどの花をつけます。

花期:9~12月  花は晴れた日の方が、香りをより強く放つ。

花の寿命は長く、ひとつの花の寿命は2ヶ月ほどもあるそうです。

花の大きさは約7cm、チョウやガの仲間に花粉を運ばせるため、花の付け根は漏斗状になっている。

一つの花だけが黄色なのは、夜に蜜を求めて温室に忍び込んだ蛾が花粉を外してしまったから。

花粉がなくなった花は用がないため、しおれたり変色したりしてしまうそうです。

※出典:つくば植物園


秋~冬の実:ツルウメモドキ

2023年12月09日 | 花と緑

ツルウメモドキ(蔓梅擬)」は、黄色く熟した実が3つに裂け、真っ赤な仮種皮が顔を出しています。

ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉つる性木本 雌雄異株

つるは数mになり、大きいものは直径20㎝にもなります。この株もかなり太い。

花期:5~6月 

葉腋から短い集散花序を出し、目立たない黄緑色の小さな花を10数個咲かせる。

果実は蒴果。直径7〜8mmの球形で、10〜12月に黄色に熟す。


サワラ’ゴールデン・モップ’

2023年12月08日 | 花と緑

サワラ(椹)」(Chamaecyparis pisifera)は、日本固有種で、たくさんの園芸品種があります。

なかでも「サワラ’ゴールデン・モップ’」(C. pisifera 'Golden Mop')は、葉色が美しい黄金色の品種です。

ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉低木 

樹形は幼木のうちは杯状形ですが、後に芯が立ち、広円錐形の樹形になります。

類似種の「フィリフェラ・オウレア」(C. pisifera ‘Filifera Aurea’)より芯が立ちにくく、先端は下垂し易い。

葉色:春から秋は黄緑がかった黄金色、冬は黄金色。

因みに「サワラ」は、本州(岩手以西)~九州に分布する常緑針葉高木

樹皮は「スギ(杉)」に似て灰茶色で縦に剥がれる。

葉の裏にX字形の白い筋がでます。 


冬の実:南天

2023年12月07日 | 花と緑

ナンテン(南天)」(Nandina domestica)の赤い実が見頃です。

名は中国名「南天燭」の略称で”難を転ずる”ことにも通じるため、縁起木、魔除けなどとして古くから庭に植えられてきました。

メギ科ナンテン属の常緑低木 1属1種 樹高:1~3m 中国原産

果期:11~12月 直径6~7㎜の球形で赤熟する。

赤い果実を日干ししたものは”ナンテン実”といい、咳止めの薬になります。

葉は3回3出葉でやや密生し、互生する。小葉は長さ3~7cmの披針形で、やや革質、光沢がある。

お寿司や赤飯にナンテンの葉をのせるのは、葉に含まれるナンジニンという成分が熱と水分変化によって腐敗防止に役立つ成分を発生させるためです。

葉は芽吹きの時期や秋から冬にかけて赤くなります。

花期:5~6月 茎の先に大形の円錐花序を出し、白い花を多数つける。雄しべの葯は黄色。

’シロミナンテン(白実南天)’ 別名:シロナンテン 果実はやや黄味を帯びた白色

シロミナンテンの葉は紅葉しない。

 

’オタフクナンテン(お多福南天)’ 別名:'五色南天' 矮性の品種で丈が低く、葉は丸みを帯びる。

濃い赤色に紅葉する。見頃:11月中旬~12月中旬

ナンテン’トワイライト’('Twilight') 白やピンクのカラフルな斑が入る品種

南天のリース