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田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

秋の花:吾亦紅

2022年10月22日 | 花と緑

秋、日当たりよい草地に生える「ワレモコウ」の花穂に、「トンボ(ナツアカネなど)」が止まっているシーンをよく見かけます。

ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、割木瓜、吾妹紅)」(Sanguisorba officinalis

名前の由来は諸説あり難解なので省略します。

バラ科ワレモコウ属の多年草 花期:7~10月 花穂は1~2㎝ほど 

根は生薬として利用される。

紫褐色の小さな花が集まって花序をつくっています。

花弁はなく4個の赤みを帯びた茶色の部分は萼です。

生け花 秋の十五夜の月見にも飾られる。

 

同属で湿地性の「ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾木香)」(Sanguisorba tenuifolia var. alba

コバナワレモコウ(白花)とワレモコウとの間にできた自然雑種と考えられている。

日本、朝鮮、中国、モンゴル、ロシアに分布 

茎は太く、葉を根生する。根出葉は11~15個の小葉からなり、小葉は長楕円形。

花期:8~10月 花穂は長さ2〜7cmほど 花穂は細い枝ごとにつき、やや太く、白色でやや大きい花をつける。

赤花の変種を「ナガボノアカワレモコウ」という。

 

こちらはワレモコウの園芸品種「サンギソルバ ‘ピンクタンナ’」(Sanguisorba officinalis 'Pink Tanna')

別名:ピンクタンナワレモコウ、桃花ワレモコウ

草丈:40〜80cmほど 開花時期:6〜8月 

※花穂が上部から咲き進むにつれ咲き終わり部分が臙脂色(えんじいろ)、咲き進んでいる部分が白みピンク色と
バイカラー咲きになる。※黒みをおびた深く艶やかな紅色のこと


秋:キノコ

2022年10月21日 | 花と緑

今シーズンは新型コロナインフルエンザが同時流行するとの予測

早速、今日「インフルエンザワクチン」の接種に行ってきます。

新型コロナワクチンの4回目接種が7月20日、5か月後の12月下旬には「オミクロン株対応ワクチン」の接種券が届くそうです。

一昨日のニュースでは接種間隔を3か月以上に短縮するそうなので、もっと早くなるのかもしれません。

いったい何時までこんな状況が続くのだろうか? 

 

つくば植物園」で明日から30日まで「きのこ展」が開催されます。

つくば市を中心に日本各地で採取された野生の生きのこを展示。

また、代表的な栽培きのこについて栽培状況がわかる形で展示されます。

 

ところで、以下のような注意喚起が関係各方面から出されています。

私は「キノコ」のことは全くわかりませんが怖いですね!

食べると死に至ることがある。触っただけでも皮膚が炎症を起こす恐れがある。

赤色をした猛毒のきのこ「カエンタケ」(Podostroma cornu-damae)が茨城県内各地の公園等で確認されているとのこと。

<色と形、大きさ>

・表面はオレンジ色から赤色。
・細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生する。
・数cmから20数cmにまで成長する。

<発生場所>

ブナ、コナラなどナラ類などの広葉樹林の地上に群生して発生する。

カエンタケ」↑(厚労省HPより)

食用きのこの「ベニナギナタタケ」↑に似ているので注意。(厚労省HPより)

「君子、危うきに近寄らず」ですね。


夏~秋の花:千振

2022年10月20日 | 花と緑

先日、数年ぶりにフルハウスの納屋の2階に掃除機を掛けました。

正確には掃除機ではなく「集塵機」(粉塵のような目の細かいものを吸い込むもの)です。

当然、砂埃が積もり、掃除をすれば舞い上がるので躊躇していましたが、思い切って始めました。

出入口を塞がないといつまでも砂埃がたまるのでDIYで何とか蓋のようなものを作れないか思案中です。

 

可憐な花が咲く「センブリ(千振)」(Swertia japonica

北海道西南部、本州、四国、九州にかけて広く分布。少し湿り気味で、水はけがよい山野に自生する。

リンドウ科センブリ属 実を結ぶと枯れてしまう二年生植物。 花期:8~11月 

花は枝先に円錐花序をつくり、花色は白で、縦に紫の線がある。花冠は5深裂する。

『良薬は口に苦し』の言葉に代表される薬草で、健胃薬として昔から有名です。

花、葉、茎、根はすべて噛むと苦く、その名の通り千回煎じてもまだ苦味が残ると言われています。

草丈:10~20㎝。葉は細長く対生し、形は線形、大きさは長さ1~3.5㎝で葉縁は全縁です。

 


秋の実:青葛藤

2022年10月19日 | 花と緑

先日、アルファベットが入っているナンバープレートを初めて見た。(というかあまり意識していないので)

上段3桁の「分類番号」の部分が30Pとなっていた。

なんだこれは? 早速調べてみるとなんと2018年1月から分類番号へのローマ字の導入が開始されているそうだ。

希望番号制度の普及により、いくつかの数字に人気が集中し、一部の番号を使い果たしたから。

アルファベット26文字の中からA、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの10文字(数字と混同しない)を選択、分類番号の下ふた桁に導入できるように制度が変更された。30A、3AC、5FHなどと表記されます。

この分類番号を指定することはできないとのこと。

アオツヅラフジ(青葛藤)」(Cocculus trilobus

昔、この蔓でツヅラ(葛籠:衣類を入れる籠)を編んだことが名前の由来

ツヅラフジ科アオツヅラフジ属のつる性落葉木本 花期:7~8月

未熟な果実。果実は径6〜7mmの球形

10月頃、粉白を帯びた黒色に熟す。


夏~秋の花:朝日葛

2022年10月18日 | 花と緑

アサヒカズラ(朝日葛)」(Antigonon leptopus

花色から朝日を連想したことが名前の由来

別名:ニトベカズラ(新渡戸葛)、珊瑚藤、クイーンネックレス(Queen necklace)

タデ科アサヒカズラ属の非耐寒性つる性低木 メキシコ原産

花期:6~10月 花弁を思わせるのは萼で、萼色はピンク、白や赤。

花付きがよく、10~15個の小花が房状になってつく。

葉は長いハート形で少ししわがよる。

蔓は長さ10~12ⅿにも伸長、花茎の先がまきひげ状になり、他のものに絡みつく。