田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:ヒメシャガ

2022年05月21日 | 花さんぽ・花めぐり

宮城県丸森町のお寺の境内に、約1万株のヒメシャガが自生していて、

淡い紫色の可憐な花を咲かせているとのニュース(5/13)

22日まで「ヒメシャガまつり」が開催されています。一度見に行きたいものです。

'220508「ヒメシャガ(姫射干)」(Iris gracilipes) 日本原産

シャガに似ていて小型ですが矮性種ではありません。別種で花も葉も違います。

アヤメ科アヤメ属の多年草 日本固有種 準絶滅危惧(NT)

シャガの草丈は50~60cmほどですが、本種は小ぶりで、草丈20~30cmほど。

葉は硬く細長く光沢はありません。シャガの葉は光沢があります。

花期:5~6月 花径3~4cmほどで淡青紫色、白花もあるそうです。

こちらが同じアヤメ属の「シャガ(射干)」(Iris japonica)です。中国原産

ヒメシャガは落葉性で冬には地上部が枯れますが、シャガは常緑で冬を越します。

アメリカシャガ」(Neomarica northiana=ネオマリカ・ノーシアナ) ブラジル原産

名前にシャガとついていますが、シャガとは別属(ネオマリカ属)です。

 

 


春の花:イキシア 

2022年05月20日 | 花さんぽ・花めぐり

5月から2年ぶりにボランティア活動が再開され、久しぶりに会のメンバーなどとも会うことができました。

なんだか前より疲れた感じがします。

 

イキシア属は南アフリカ、特にケープ地方に自生する種が多く、約50種あります。

アヤメ科の多年草 和名:ヤリズイセン イキシアの方が一般的名称です。

葉は数枚、細く強い花茎をを伸ばして開花します。

イキシア・ビリディフローラ

風が吹き込んで上手く撮れませんでした。

イキシア・品種名?

イキシア・ローズエンペラー

以前UPした「イキシア・マキュラータ・イエロー

 


春の花:クレマチス⑤(100年以上前の品種)

2022年05月19日 | 花さんぽ・花めぐり

続きです。

クレマチスの本格的な育種がはじまった100年以上前のヨーロッパで誕生した園芸品種です。

’ビル・ド・リヨン  ’ Jac

’ベル・オブ・ウォーキング  ’ P/L

’マダム・バン・ホーテ  ’ Lan

’マリー・ボワセロ  ’ Lan

’ウィリアム・ケネット  ’ Lan

’コンテス・ド・ブーショ’ Jac

’ジプシー・クイーン’ Jac

’ジャックマニー・アルバ  ’ Jac

’ダッチェス・オブ・エジンバラ ’ P/L

’デュランディー’ Int

’ネリー・モーサ  ’ Pat

’ビクトリア’ Jac 

 

 

 

 


春の花:紫釣鐘躑躅

2022年05月17日 | 花さんぽ・花めぐり

'050514「ムラサキツリガネツツジ(紫釣鐘躑躅)」(Menziesia multiflora var. purprea

「ウラジロヨウラク(瓔珞躑躅)」(別名:ツリガネツツジ)の変種です。

'220506 ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木 樹高:1mほど

富士山や箱根・丹沢周辺に自生 日本固有種 絶滅危惧ⅠA類(CR)

花期:5~6月 花冠は長さ15mmほどで釣鐘状の赤紫色の花を咲かせる。 

先端は浅く5裂する。葉、花柄や萼の周りに長い白毛がある。

なお、ラベルには「ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅)」となっていた。

<追録:'220608>

しかし、ハコネツリガネツツジ」は、花冠が白色で先端が紅紫色を帯び、花柄や萼に腺毛のないものとのこと。

ハコネツリガネツツジ」の別名を「ムラサキツリガネツツジ」としているサイトもあり、今一つ不確か?です。

同じ仲間の「ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)」(Menziesia multiflora var. longicalyx)です。

分布:北海道、本州(東北地方、関東地方北部、北アルプス)

花期:5~6月

花の様子が仏像が身につけている装身具(瓔珞)に似ていること、葉の裏が白いことから名付けられた。

こちらも「ウラジロヨウラク」の変種で、それと比べ、がく片が長いのが特徴

<追録:’220608>

こちらもラベルには「ハコネツリガネツツジ」となっていました。

花冠が白色で先端が紅紫色を帯びていますが、花柄や萼に腺毛があるので違うようです。