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大山守(おおやまもり)大塲(おおば)家郷士屋敷:行方市(なめかたし)

2018年01月28日 | 古民家っていいなぁ。(県外)
大塲家(茨城県指定有形文化財)は、茨城県行方市玉造(たまつくり)にある中世の山城・玉造城を背にする位置に建つ伝統的な茅葺住宅です。
常磐自道車道土浦ICを出て、国道354号を霞ヶ浦大橋経由して45分です。

通用門からのアプローチ。

主屋が茅葺寄棟造りで、役宅部・居室部・相の間の三棟から成る規模の大きな住宅

通用門。

土間と会所。

会所(江戸時代には,幕府・諸藩の行政,財政上の役所,町役人,村役人の事務所)

大場家第三代清左衛門正治の時に初代水戸藩主・徳川頼房の領内巡視の際の宿泊所として、また水戸藩南部の藩政事務所として、寛文期(1661~72)に建てられたものです。

平成16年から20年にかけて5ヵ年計画により大規模な解体修理が行なわれ、幕末期の大山守大場家郷士屋敷に復元されました。

建物は農家造りの居住・役宅部と数奇屋風の格調高い御殿部(御殿・次の間・玄関・式台など藩主の御旅館として使用)があり、長屋門を構えた屋敷となっています。

茶の間。

長屋門。

御殿の間(西側)屋外の柱。藩主のために数奇屋風の御殿部という部屋も用意されていました。

茅葺屋根。



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