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春の花:大島空木&沖縄姫空木

2023年03月19日 | 花さんぽ・花めぐり

ウツギ属(ドイッチャ)は、東アジアからヒマラヤに多く分布し、世界に約60種あり、日本には12種が知られています。

その内のひとつが「オオシマウツギ(大島空木)」で、その変種が「オキナワヒメイツギ(沖縄姫空木)

'230309 つくば植物園(多目的温室)

小さな白い花が集まって咲く「オオシマウツギ」(Deutzia naseana var. naseana)

日当たりの良い低地から山地の林縁や路傍などに生育する。

アジサイ科ウツギ属の落葉低木 樹高:1.5~2.0m

奄美群島(奄美大島、喜界島、徳之島)だけに分布する日本固有種。

葉は長さ3~8cm、対生につき先端は尖る。葉縁には細かい鋸歯がある。

花期:3~4月。花序に付く白色の花の数は25~30個。

 

'230309 つくば植物園(多目的温室)

中琉球の沖縄島にだけに分布する固有変種「オキナワヒメウツギ」(Deutzia naseana var. amanoi

最近縁は前記の「オオシマウツギ」で、自生地は2か所しか知られていない。

そのうちの1つが公園内にあるため絶滅が心配されている。絶滅危惧IA類(CR)

落葉低木 樹高:1~2m。葉は長さ2~3cmで小形で体制につき先端は鈍形。葉縁には細かい鋸歯がある。

花期:4月。花序に付く白色の花の数は3~7個と少ない。



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