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冬:隈笹

2023年01月20日 | 花さんぽ・花めぐり

寒いですねぇ! 高齢者は体温調節機能が衰え、体が冷えやすくなるそうですが、まさに実感しています。

今日は二十四節気のひとつ「大寒(だいかん)」です。

このところ家にいると一日中、暖房を点けている時があります。電気料金が心配ですが、仕方ありません。

大寒の頃から立春(今年は2月4日)の頃までが最も寒さが厳しいとのこと。

今日はまだよいのですが、25日以降は雪が降る予報もあり、一段と寒さが厳しくなりそうです。

寒風にさらされた「クマザサ(隈笹)」(Sasa veitchii var. veitchii)が、葉の縁の隈取り(くまどり)をより一層白く際立たせています。

この隈は若葉にはなく、冬に葉の縁が白く枯れることから、歌舞伎の化粧の「隈取」に因むそうです。

日本固有種(京都原産)。高さが1~1.5m になるイネ科ササ属の多年生常緑笹。

節から1個ずつ枝を出し、4~7個の葉をつける。葉は長さが20~25㎝、葉幅は4~5cm。

葉は笹寿司やチマキ(粽)、日本料理に利用され、お茶(クマザサ茶)に利用されることもある。

根〆用に観賞用としても全国で栽培される。

なお、縁が白く枯れるササにはミヤコザサ、ニッコウザサ、オオバザサ、チマキザサなどがあります。

葉が柔らかく、熊が近付いても気配を感じることができないことに由来し、熊が出没しそうな場所に生えるネマガリダケやオカメザサを「熊笹」とする場合もあるそうです。

 



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