今が見頃ですが、なかなか目にする機会が少ない花です。
マンサク科ロドレイア属の常緑高木「ロドレイア・ヘンリー」(Rhodoleia henryi)
'08.3.22 清水公園’花ファンタジア’
花の付き方や葉・樹姿がシャクナゲに似ているので別名「シャクナゲモドキ(石楠花擬き)」と呼ばれます。
原産地の中国南部では15m程の高木に育ちますが、日本国内では低~中高木が殆どで、樹性はシャクナゲ類に似ています。
開花時期は2~4月頃、直径5㎝ほどのローズピンク~濃紅色の花が、枝先にまとまって横や下向きに咲きます。
東伊豆町の熱川バナナワニ園では高さ7、8mの3本が植えられていて1月下旬から咲くそうです。今年は2月19日には満開になりました。
シャクナゲに似た分厚くて丸い葉は、表面は光沢がある濃緑色で裏面は粉白色。葉柄は赤みを帯びる。
なお、「ロドレイア・チャンピオーニー」(Rhodoleia championii)も「シャクナゲモドキ」と呼ばれます。
ヘンリーの方が、葉も花も樹高も大きめです。
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