多良山系 銀鈴渓上流から小松尾ルートで①

ルート　　　　轟峡～大渡橋～金泉寺登山口～金泉寺～小松尾～大渡橋
メンバー　　　pole-pole＆bamboo

poleさんの持病である腰が何年ぶりかで悪化ー、今までも歩いて治してきたので楽なコースで近場を登ることにしました。そうなるとここしかありません。轟峡の銀鈴渓ルートから金泉寺まで沢沿いを伝う標高差が少ないルートです。夏場だったら最後に滝壺へドボンと飛び込み汗を流すところですが今日はまだ冷たそう。渓流の音が心地よく、途中小さな沢を何回か横切りながら歩くこのルートは、さらさらと流れる水音が途絶えません。沢を泳ぐヒメネズミにも出会ったこともあるんですよ。

昨年マタタビの実を拾いに登ったきりなので９ヶ月ぶりです。何となくニョロ君に会いそうだなと用心しているとやっぱり。滅多に人が通らないルートなので、彼も真ん中にのんびりとしていたのでしょう。私の「わぁ！」という嬌声に、飛ぶようにものすごい速さで斜面を滑り落ちたのです。姿も目に入らないぐらいの慌てように、怖さも吹っ飛び笑ってしまったほど。２メートル下に一息付いている彼の姿を見ていたら、気の毒なことをしてしまったと申し訳ない気持ちになりました。

しばらく遠ざかっていると、新しいものが増えていることがあります。ハンドメイドらしき赤い矢印に気付きました。全部で１０個ぐらい迷いやすい箇所に立ててありました。




イワガラミの裏葉が木漏れ日に輝いて


金泉寺は珍しく若人で賑わっていました。高総体を間近に控えた登山部高校生が大会に向けて調整に余念がありません。彼らが装着しているユニフォームは高校生らしく地味にまとめてあるのでしょうが、もっと動きやすく速乾性に優れた素材の方が力を発揮できるだろうにと思うと気の毒でなりません。画像は若者ではなく、我々年配者です



金泉寺テーブルの横には大好きなヨツバムグラが群れていました


後に続きまぁ～す