晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

キンポウゲ科ヤマオダマキ

2010年05月20日 | 植物
本州の中部以北、北海道の高山地帯の日あたりの良い岩場に咲く多年草が、どうして我が家の庭に?
山友がこぼれ種を持ち帰り、家で発芽したのを株分けしてもらったと云う曰く付きのヤマオダマキです。2年目にして花咲かせました。オダマキの名は、距の突き出た姿が機織に使う苧環(おだまき)に似ていることに由来されるそうです。『オダマキ』の響きが好きじゃないので、私は別名『糸繰草』と呼んでいます。
「断固として勝つ」の花言葉はもっともらしく連想されますね。

距の部分をアップすると




幼少時、しばらく田舎に預けられていた頃、屋根裏のお蚕さんがもそもそと葉を食む音が怖かったのを覚えています。朝目が覚めると、蚕に食べられ、自分の身体が消えてしまっているのじゃないかと恐怖でした。オダマキと初めて知りましたが、縁側の隅っこにあった苧環が今では懐かしい。
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2 コメント

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額付けましたね。(=^・^=) (リンドウ)
2010-05-20 22:52:49
嫁いだこの地域、昔は養蚕をしてたようですが
私は蚕も桑の木も見たことないのです。

私が持ってるのはヒメオダマキというのですが
似てますよ。
平成サロン(PC勉強会)に来られた男性がポットで育てて持参されたのです。

明日は白岩山に行きたいけど、連れが見つかりません((+_+))
女性一人ではちょっといけませんものね。
だから高岳のバカ尾根から途中まででも行こうかと思ってます。
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本当は・・・ (bamoo)
2010-05-21 11:09:54
オダマキを飛び出すように加工したかったのですが、高望みしないでまず初歩からね~(*^_^*)。糸繰りの画像もふるめかしい雰囲気を出そうと試みているんですよ。

娘さんが嫁がれたのは松本でしたよね
私も北ア帰りに松本へ寄り、古道具屋を覗き糸車など見ましたよ。親父さんと蚕の話になり、彼も鹿児島でも養蚕業があったのにびっくりされていました。昔は日本中、どこも同じように自給自足の倹しい暮らしをしていたのでしょう。

高岳のツツジ情報を楽しみにしています。今日は暑いでしょうに・・・
私は今から七つ星で調理室へ行きます

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