晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

高砂百合

2020年08月12日 | 植物
今夏は咲いている姿を良く見かけるタカサゴユリ、元々は台湾から来た外来種。見た目は美しいが在来植物に悪影響を与えている。1924年に来日以来、たくましい繫殖力ですぐに野生化をはじめ荒地や斜面の日本中に広がっていった。亜熱帯から温帯を好むので、今夏の蒸し暑さはより居心地がいいのだろう。テッポウユリが純白であるのに対し、タカサゴユリは花の外側に紫色の線が入っているが、近年はテッポウユリとタカサゴユリが交雑し野生化してもいるらしい。両方の特徴を兼ね備えているという。
そう云われれば紫の線が目立つものとないのを両方見かける。ということは下記のは交雑種なのだろう。葉は鉄砲百合より細い。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツツジ科 シシャンボ(南燭... | トップ | 神秘的な蝉の羽化 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

植物」カテゴリの最新記事